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499話 食の祭典 前日

次回は水曜日になります

いよいよ 次回からは食の祭典編です

そして週1更新になりますので、ご了承ください

いよいよ、食の祭典が明日と迫った木曜日

明日はマスコミや政財界のお偉いさん方が中心となる

公開なので実質的にはこぢんまりになるだろうとは予想はしているが

どのくらいの人がやってくるのかは

俺自身も予想はつかない

陛下達にも伺っているが未知数のようだった


明日の話は考えても仕方ないのでおいておくとして

昨日、一昨日と俺は、ゆかり様の言いつけで会場がある

敷地内の建物を魔改造することになった

と言うのも…先週末に侍女達の家族用の地下室の拡張で

色々つくってしまっているため

せっかく作ったなら侍女達の家族だけでなく

世の中に出して欲しいと言うことで

バッティングセンター、ゴルフ練習場、ボーリング場と

こちらの敷地内にも作ることになった


ただ、本館の屋敷を魔改造するのは

正直言って…めんどくさいというかもったいないので

本館には手を加えることはしないことにしたが

床はフローリングに変更して土足のまま歩ける仕様にした

その方がなにかとトラブルも起こらないだろう


本館は玄関から入ると大広間になっていて

玄関から正面右奥から2階へあがる階段があり

2階には10個ぐらいの部屋があった

1階は客間や食堂と台所などもある

トイレや風呂場も1階にあるが玄関からは若干遠い場所だ

そして玄関から入って左右に廊下があり

廊下の突き当たりに扉も存在していて

その扉をくぐった先に渡り廊下が延びている


そう 本館の左右に渡り廊下で繋がっている大きな建物が

左右に一つずつあって左側が今回の食の祭典の会場と言うことだ

ということで…いじるなら右側にある建物になる

広さも左側と同様な大きさなのでこれを魔改造することにした


まず、地上にある建物から改造することにした

建物に入り入り口付近左右にエレベーターを左右合計4台作る

ここから地下へ降りることが出来るようにだ

そして入り口付近にトイレも作っておくことにする

男女別に作って洋式トイレを個室5つずつ作る

男性トイレには一応、立ちション用も5つ作る


そのあと玄関から正面に幅5メートルぐらいにして

左右に4つ部屋を作ることにした

居酒屋、ラーメン屋、パスタ屋、アイス屋という具合に

アイス屋に関しては広さは若干小さめにしたが

各店舗の内装やら水道管などの配線やら色々といじっていく

日本のように土足の店舗ではないので

畳部屋としているため洋式のテーブルよりも

和式の机を1つ4人ずつ対応出来る机として

それを5つ置ける広さにしてある

調理場近くのカウンターは調理場を囲むかたちのカウンターにして

こちらにはカウンターの高さに合わせた椅子を並べて設置する

調理場には魔力式コンロや大型冷蔵庫

戸棚や調理器具などを設置していく

アイス屋の方はカウンターにガラス張りの冷凍庫を設置して

アイスはバケツ型容器を使って

容易に交換出来るようにして10種類対応出来るようにした

おそらく、最初のうちは種類は少なめになるだろうが…


一通り4店舗の内装やら配線やら機材やら

色々と作って設置し終えた後

地下のほうをいじることになるが

地下は…特に問題なくすぐ終わった

ボーリング場、バッティングセンター、ゴルフ練習場

ヘルメットやバット、ボール、クラブ等々

必要なものも作っていき各階層に配置していった

そこで、ふと左側の会場の方も地下室を作っておくことにした

それに伴いエレベーターも設置して

地下は来場客が試食品を食べるスペースとして

机と長椅子などを等間隔に設置していくことにした

もちろんトイレも作っておいた

これだけの広さなら…お客さんもあふれていても平気だろう


こんなかたちで昨日一昨日と色々やり終えて

今日は本館玄関に来場してくる人たちのための

試食品の交換チケット、案内板などを配置していく


「こんなところかな?」


一通り終わったところで、ゆかり様と陛下がここにやってきた


「幸正よ 準備はどうじゃ?」

「はい 玄関の方のは今終わったところです

 あと右側の建物の魔改造も昨日のうちにだいたい終わりましたし

 左側の建物も地下室を用意して食事するスペースにしました」

「そうか…確認のために案内よいか?」

「はい ゆかり様も?」

「わたくしもついて行きます」


俺は陛下とゆかり様を右側の渡り廊下を通って

建物に移動して中を案内することになった

まずは地上の各店舗を案内


「一通り、ご覧になったと思いますが…問題点はございませんか?」


一応、二人に確認をする


「ふむ 4店舗ともだいたい同じ内装なのだな」

「はい アイス屋だけは違いますが

 だいたいは同じ部屋にしておきました」

「それにしても…冷蔵庫やコンロ、料理器具も

 すでに設置しているのですね」


ゆかり様が呆れたように俺を見て言う


「その方が楽かなと…」

「そうじゃな 幸正が作り出した方が確かに早いだろう」

「そうですね はい」

「実際に…お店として営業開始は来年からでしょうか?」


作ったはいいものも

今日、明日から営業はないだろうと思うし

年末になるので色々と忙しいだろうから

来年の話だろう


「えぇ…佐々木さんや宮野あいの家族次第ですが」


ゆかり様がそう答える


「うむ 佐々木さんの都合によるだろう

 そして…ゆかりよ あいの進路はどうするのだ?」

「そうですね あいだけでなくてアイドル活動をしている面々もそうですね

 一度、話しあう必要ありますね」

「そうじゃな」


見習い侍女の面々の進路か

彼女たちがどうしたいのか…本人の意向もあるし

ゆかり様が面談をおこなうようだった

俺は口出すこともしないで黙って聞いているだけにした


このあと地下の案内もしたが

こちらの方は…どうやら未来が動画撮影で

先週作った方のをみせていたみたいで

二人ともだいたいは把握していたみたいだった


「各階層に従業員も配置しないとですね」

「うむ 安く気楽に遊べる価格設定にしないとじゃな」

「そうですね 無料はさすがによくありませんし

 今回は幸正に作らせましたが

 ゆくゆくは…専門会社を作った方が今後のためでしょう」

「うむ 幸正よ ボーリングなどの機材仕組みも

 明智に依頼頼むぞ」

「はい」


こんな感じで右側の建物の説明を終えて

陛下達と別れて家に帰り

夜ご飯などを食べて今日は早めに寝ることにした

明日からの3日間

成功してくれることを願いつつ眠りについた


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