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498話 虹色少女隊と宝石少女隊の様子 4

ブクマ いいね ありがとうございます

次回は月曜日になります

501話から週1回更新に変更しますので

ご了承ください

今日はこれからラジオ番組の生放送

ここ1週間ほどラジオやテレビ…それだけじゃなくて

新聞などのインタビュー等々色々と忙しい日々でした

この国はまだカラーテレビやカラー印刷と言った

色つきのものがないので

日本にあるような雑誌はまだ存在してないので

そういうお仕事はまだ経験はしないのですが

アイドルとしての…お仕事

指輪の機能で色々とネットを調べていたりしているので

写真撮影などのお仕事もやってみたいという気持ちはあります


わたしはラジオ番組の時間まで

ゆうちゃん、ひろみちゃん、あやめちゃんで

待合室で待機しながら考え事をしてました

わたしがぼーっと考え事をしていると

ゆうちゃんが横目でわたしを見て話しかけてきます


「ひな なにか考え事?」

「あ うん この1週間忙しかったなぁって」

「そうねぇ」

「「ですね こんなに忙しいなんて」」


わたしの言葉にゆうちゃんも頷いて相づちをしてきて

あやめちゃんやひろみちゃんも同じように

疲れた様子で呟いてます


「アイドルって大変だね」

「「「うん」」」

「でも、わたしたちはまだまだ序の口じゃない?」


わたしが言うと3人とも考え込んだ後で

口を開いてきます


「確かに…日本のアイドルを調べていると

 まだまだこんなもんじゃないなって思っちゃうよね」

「うん 歌番組とか 雑誌のグラビア?」

「あー あるよね 水着で写真とか

 わたしたちはそこまでしてないから楽な方だよね」


あやめちゃんがグラビアのことを言うと

ひろみちゃんが数回頷きながら言葉を続けてます


「まだカラーテレビとかカラー印刷とか出来てないから

 そういう写真のお仕事はないのかもしれないけど

 やってみたかったなぁって」


わたしが少し顔を赤くしながら言う


「ひなって…裸見られるの平気なの?」


ゆうちゃんがジト目になりながら問いかけてきます


「は、裸は嫌だよ 水着までだよ? 裸なんて…」


わたしもその言葉にますます顔を赤くして

想像してしまうだけでも恥ずかしくて…言い返しました


「まぁ、さすがに裸の写真は…お仕事としても断りたいな」

「「そうだよね 恥ずかしいし…」」

「でも、水着までなら…わたしもしてみたいなぁ」


ゆうちゃんがそう言う


「わたしもやってみたいなぁ 水着なら」

「うん せっかくアイドル活動してるんだもの

 もっと色々経験したいね」


あやめちゃんもひろみちゃんも

水着までならしてみたいって気持ちみたいで

わたしだけじゃなかったんだって思うと安心しました


「そう言えば…ひなもだけど…あやめやひろみはどうするつもり?」

「どうするって?」

「「「なにをです?」」


ゆうちゃんの言葉にわたしたち3人が首をかしげながら

ゆうちゃんを見ながら聞き返します


「侍女として働くのか アイドルとして働くのか…だよ?」

「「「あっ」」」

「おそらくね 来年夏の食の祭典までは色々仕事多いよ?」

「「「うん」」」

「その間に…わたしたちがもっと国民の方々に認知されたらどうなの?」

「侍女として仕事より忙しくなりそう」

「「うん」」

「だからね 宝石少女隊としてどうするか 決めないとだめかなと」


ゆうちゃんの言葉を聞いて

わたしたち3人とも顔を見合わせる


「ひな先輩は続けたいんです?」


あやめちゃんがわたしをみて問いかけてきます


「ひな先輩…」


ひろみちゃんもわたしの名前を読んで

わたしをじっと見つめてきました


「わたしは…出来たら続けたい アイドルとして」


わたしが素直に自分の気持ちをみんなに打ち明けると

ゆうちゃん、ひろみちゃん、あやめちゃんが微笑んで

わたしを見て口にしました


「「「じゃあ、決まり」」」

「いいの? みんな」


わたしがみんなに戸惑いながら聞き返しました

みんな頷いて「うん」と答えてくれました


「侍女なら他に色々いるし」

「別にわたしたちが正式な侍女にならなくても

 人手不足にはならないかと」

「皇室のお世話よりも…むしろ幸正様への対応の方が

 忙しくなると思うよね」

「それはあるよね あはは」


ゆうちゃんが言うと

ひろみちゃんが続けました

そしてあやめちゃんが幸正様を浮かべながら答えると

ひろみちゃんが笑いはじめます


「確かにそうよね 幸正様のやらかしに対応するほうが

 侍女としての仕事より大変だね」


わたしもそう答えると

ゆうちゃんがわたしを見て指差してきて

いってきます


「だから…わたしたちはその対応も含めて

 アイドル活動をすればいいよ」

「うん みんな よろしくね」

「「「うん」」」


わたしたちの今後のことも話しあうことが出来て

よかったなと思います

ゆかり様にも報告しないとですね

侍女をやめるという報告を…


そして廊下から番組スタッフがやってきて

わたしたちを迎えに来ました


「宝石少女隊の方々 そろそろ出番ですので

 準備お願いします」

「「「「はい」」」」


こうしてラジオ番組に出演して

夕方に仕事が終わると夜は夜で歌と踊りの練習です

明後日が本番なので大詰めです

全員真剣に取り組んでます

ゆかちゃんやまいちゃんも練習には混ざってます

二人とも助っ人としてありがたいです


二人はきっと侍女になると思いますが

わたしたちのことを後で伝えるつもりです

こうして遅くまで練習をしました


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