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491話 会場準備 1

ブクマ いいね ありがとうございます

次回は金曜日になります

501話から週1回更新に変更しますので

ご了承ください

今日からは芽衣もあやこも学校を休む予定となっていて

金曜日の食の祭典…初日に向けての準備になる

試食用の料理は見習い侍女達の家族と

パートさん達中心で作って貰うことにして

見習い侍女達と四聖侍女4人は

分担して紺菱呉服店、相馬&江藤の合同食堂、拓郎達の居酒屋

といった具合にそれぞれ手伝って貰うことになっている

夢子…桜庭料亭の方は向こうの料理人に任せるので

こちらではノータッチだ

他には白井パン屋と光月堂のほうだが

様子がわからないのでなんとも言えないが

1日あたりの販売個数も限定にしていると思うので

おそらくは大丈夫だろう

それぞれ分担して作業を始めるところで時刻は9時前だ


誰がどこを手伝っているかというと

芽衣は当然のことながら自分の家 紺菱呉服店

今日からはそれぞれの街からも従業員を連れて来ているわけだが

芽衣一人で運ぶのは非効率だったので

俺、美穂、未来…それに加えて手が空いている

指輪持ちの侍女達にも手伝って貰い

本店支店から従業員を連れて来て会場に入って貰い

芽衣や葵さん…そして銀四郎の指揮の下

洋服をハンガー掛けやら棚入れやら進めて貰う

美穂や未来も芽衣の方の手伝いに混ざるようだった


あやこの方はと言うと昨日に引き続き

餃子作りを中心だ

あやこの両親と江藤家の方の夫妻は

今日もお店の方忙しいらしくて…あやこがすることになっている

それはそれでどうかと思うんだが?


会場の食堂スペースのところで作業に取りかかっている

あやこと…ぼたん、さくら…それと宮野さんも

餃子作りに混ざっているみたいだ

ラーメン屋には餃子が不可欠だし…練習目的だろう

他にも…あいや響子、ゆか、たえこ、みお、みよなども

食堂の方の手伝いをするようだった

ともこやゆりは紺菱呉服店の方で手伝っている様子

俺はちょっと…あやこに話しかけることにした


「あやこさん 両親 今日もお店ですか?」

「うん そうみたい」

「あと4日なのに…こっちの方の準備を

 あやこさんにまかせきりって」

「確かにねぇ お父さん達もだけど…一馬くんところもだね」


あやこが少しあきれ顔になりつつ答える


「食堂もやすめないのはわかるけど

 あやこさんにまかせきりって」

「まぁ、わたしの方は…みんないるし平気かなぁ

 昨日だけでも餃子のストックもかなりできているし

 牛丼も見習い侍女さん達がしてくれているから

 足りると思う」

「そうですか 魚の方は?」

「十分足りてるかも…わたし 夜にダンジョンでとっているし」


あやこがニコッと微笑みながら答える


「それなら平気だね」

「うん」


食堂も紺菱呉服店のほうも

問題なさそうなので…白井パン屋の方に顔を出すことにした

その前に美穂達に念話で伝える


「ちょっと 白井パン屋さんと光月堂のほうに顔出してくるから」

「「「うん」」」


美穂達も作業に集中しているようで返事だけで

他にはなにも言ってくる様子もないので

とりあえず、白井パン屋に移動


裏庭について正面に移動して店の中に入ると

カウンター越しに、おばさんが俺の顔を見て挨拶をしてくる


「いらっしゃい 幸正様」

「おじゃまします」

「旦那に用事でしょうか?」

「おばさんで問題ないです」

「えっと…わたしで?」


おばさんが首をかしげているので用件をさっさと伝える事にした


「今週金曜日から食の祭典になりますが

 アップルパイは大丈夫でしょうか?」

「あぁ…はい 毎日 店に出すのと別につくっておりました

 それなりにはアイテムボックスの中に入っています」

「なるほど…人手たりますか?」

「うーん 足りないというのが正直なところです」


おばさんが困ったように言う

俺は念話でかえでに話しかけることにした


「かえでさん ちょっといいです?」

「はい?」

「白井さんのアップルパイ作りの人手に割いてほしいのだけどできます?」

「はい かしこまりました

 試食用の料理の方も十分 人でありますし

 わたしたち姉妹3人 そちらに向かいます」

「ありがとうございます」


念話を切り上げたあと、おばさんに話しかける


「今 かえでさんと妹のたんぽぽさん、あじさいさんに

 応援要請しましたので…じきにこちらに来ると思います」

「えっ? あ、ありがとうございます わざわざ」

「いえ 食の祭典の販売品が少なかったら困りますから」


俺がそう言うと…おばさんが苦笑いをしつつ「そうですね」と答えてくる

ほどなくして…かえで達もやってきたみたいで

アップルパイ作りに取りかかってくれるみたいだ


「じゃあ、ぼくは光月堂のほうにも顔を出しに行きます」

「「「はい」」」


かえで達が返事を返してくれたのを見てから

瞬間移動で光月堂の方に向かった


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