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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
中央での生活 ダンジョンに入るまで
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46話 英雄との会話1

今日は2話 まとめて投稿します

1話当たり1000文字ちょっとでしたので

ひとまとめにしてもよかったのかも知れませんが…


47話も投稿してます

俺たちが校門で待っていると

校舎から英雄が未来を見て慌ててやってくる


「お待たせしました」

「いえいえ 大丈夫ですよ」

「えっと どうしましょうか 俺の家

 ここからだと遠いです」


英雄が困ったように未来に伺うと

未来は俺を見て


「英雄さんの家ってどの辺なんです?

 皇宮の敷地から遠い方なんです?」


敷地から近ければ俺か美穂の家に飛ぶのが1番手っ取り早いから

未来がそう聞いたのだろう


「未来様のお屋敷からだと…うーん

 遠そうです すみません」

「なるほど それでは紺菱呉服店からはどうでしょうか?」

「あ あの呉服店からなら比較的近いと思います」

「わかりました それでは英雄さん わたくしの手を握ってください」

「えっ? あの どうしてですか?」


かなり困惑気味に未来に問いかける英雄

平民が皇女相手に会話するとこうなるのは仕方ない


「今から紺菱呉服店へ瞬間移動するからです」

「瞬間移動 えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ?」

「時間がありませんから手を」

「あ…はい」


俺たちもカムフラージュするために未来の手を反対側から

繋いでいく全員が繋がっているのを未来が確認すると

瞬間移動を発動し呉服店の裏口に飛ぶ


「ほんとに 移動してしまった」


英雄がそう呟きながらぽかーんとしていると

未来が声をかける


「驚いてるところ 申し訳ないですが時間もないので」

「はい」

「芽衣さんの部屋 お借りしていい?」

「はい さ、みんな 上がってください」


芽衣が部屋に誘導していき

部屋に入り畳の上にそれぞれ座る


「あの…未来様 瞬間移動とか…古代魔法の一つでは?」

「そうなんですね これからもっと驚くことになりますので

 気をしっかり持って下さい」

「もっとですか…はぁ…はい」


英雄が落ち着いたのを見てから俺は改めて声をかける


「英雄さん あらためましてありがとうございます」

「あ いえいえ それで聞きたいこととは?」

「はい まず、どんな研究をしているのでしょうか?」

「そうですね 物質に魔法の効果を込めることが出来ないのかどうかとか

 魔法陣とか術式とかですね」


面白そうな内容が色々と出てきて

俺は顔に出そうになりながら我慢した


「面白そうな内容が色々ですね」

「とは言っても…周りから見たら変なことしてると思われがちです」

「そうですか? もし 物質に魔法の発動効果を記憶させられるなら

 たとえば反重力…土魔法の一種だと思いますが

 それを重たい金属に施せるならどうなりますか?」

「あ…はい 軽くなりますね そして浮かせることも出来るように」

「そうです それこそ ぼくが依頼している飛行機開発にも

 役に立てると思うのです」

「飛行機? なんでしょうか それは」


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