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484話 日本に仕入れ出発前

音美視点です

次回は水曜日になります

また501話から週1回更新に変更しますので

ご了承ください

朝 6時

今日は拓郎さんについて市場に行く予定で

7時半には日本の方へ集合となっています

昨日の夜に、お姉ちゃんに色々相談にのってもらい

着ていく洋服を決めました

洋服をイメージしながら変身をおこないます

あらためて思ってしまいますが指輪の機能が便利すぎます

調べ物をしたり、念話や電話なども出来たり

瞬間移動も出来たりアイテムボックスは

時間経過もしないので食べものも腐ったりしないですし

何から何まで便利です

お姉ちゃんも便利に使いこなしているようですが

わたしも指輪の機能に頼りすぎてしまう気がします

幸正様、こんな指輪をホイホイと配りすぎるのは

さすがにわたしから見てもどうかと思ってしまいます


と…考え事は…これくらいにしておいて

朝ご飯を食べてしまうことにしました

お姉ちゃんや妹の琴子は起きていないので

わたしは一人で台所に立って家族分の朝ご飯を作りつつ

自分の分は適当に食べることにしました

台所に立ってつくっていると

お母さんが起きてきてやってきました


「音美 おはよう」

「おはようございます 味噌汁とご飯は作っておきました」

「あ 悪いわね ありがとう 音美も今日は早めに出なきゃならないんでしょ?」

「はい 7時半には向こうに集合と言われていますから」

「拓郎さんによろしくね」

「はい 魚市場 今から楽しみです みたことない魚がいっぱいあるんだろうなぁって」

「そうだねぇ この国だと川魚はいるけれど

 海の方は魔物がいるからねぇ」

「はい 結界をはって…漁に行けるように準備は

 色々していると…聞いていますけど」

「幸正様って…すごいわね 食べたいもののために

 結界をはったり…色々と動いているのは驚いたわ」

「それに巻き込まれるかたちで…わたしたちが」

「そうね 響子が見習い侍女でいたから

 わたしたちの家も…こんなかたちに…だからね」

「はい」


お母さんと色々会話をしつつ朝ご飯を作っていき

わたしは先に食べてしまい荷物を持って

桜木家の裏庭の地下7階層へ向かった

現地に到着すると…まだ誰も来ていないようでした


「はやかったかなぁ」


思わず、口に出して呟いていると

ゲートから広大くんと隼人くんがやってきました


「「おはようございます 音美さん」」

「おはようございます 今日はよろしくね」

「「はい」」


二人とも動きやすい服装で来たみたいです

わたしもそうですが…洋服を選んだみたいですね

そして…しばらく3人で緊張して待っていると

ひよりちゃんもゲートからくぐりやってきました


「おはようございます あの わたしが最後ですか?」


ひよりちゃんがおどおどしながら周りを見渡す


「「「おはようこざいます」」」

「大丈夫だよ 拓郎さんもまだいらっしゃらないですし」


わたしが安心させるように答えると

ひよりちゃんがホッとした表情でため息を漏らしています

これで拓郎さんに教わっている4人が揃いました

緊張していて全員がこわばった表情になってしまっているところに

ゲートから二人ほどやってきました

わたしたち4人がゲートを見ると二人もわたしたちの方を見て

小走りに走り寄ってきました


「「おはようございます」」

「「「「おはようございます どうして二人が?」」」」


おはようの挨拶をしつつも

わたしたちは…どうしてという疑問で口にしてしまいました


「はい さくらお姉ちゃんから言われまして 護衛です」

「同じく ぼたんお姉ちゃんから言われまして」


そうです やってきたのは

北條杏ちゃんと南條なのはちゃんでした


「あんずちゃんとなのはちゃん わたしたちの護衛に?」


わたしが言うと「はい」と頷いて答えてくれました


「音美さん達はレベルもステータスも普通ですし」

「拓郎さんもですが…万が一の場合

 守れる力がある人がいたほうがいいと…お姉ちゃんが」

「それで…小梅お姉ちゃんとどちらが行くかくじ引きで…わたしになりました」

「わたしの方は…最初からわたしになってました

 さつきおねえちゃんは試食用の料理作りの方がいいって言うので」

「「「「なるほど」」」」

「「ということですので よろしくお願いします」」


二人とも元気に頭を下げてきましたので

わたしたちも慌てて頭を下げました

そしてしばらく待っていると拓郎さんがやってきました


「おはよう 待たせてしまって すまん」


わたしたちがすでに待っているのをみて

拓郎さんが申し訳なさそうに頭を下げてきました


「「「「「「おはようございます いえいえ」」」」」」

「えっと なのはさんと杏さんはなぜ?」

「「はい 護衛です」」

「護衛 そんなに治安が悪い場所に行く予定じゃないのだが

 なにがあるかわからんしな ありがとう」

「「いえいえ 姉から言われましたから」」

「なるほど さくらさんとぼたんさんか…後で…お礼言わなきゃな

 さて、みんな手をつないでくれ」

「「「「「「はい」」」」」」


全員が手をつなぐと拓郎さんが指輪の力で

瞬間移動を発動するのでした


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