482話 広大と隼人
広大視点です
次回は金曜日になります
夜8時過ぎ
ぼくと隼人は明日のことで悩んでいた
「なぁ 明日 日本で買い足しに行くことになったけど
何着ていけば良いんだろう?」
「だねぇ こっちの世界だと着物だけど
日本は拓郎さんみたいな服だよね」
「うん 確か 指輪で変身出来るんだったか?」
「おねえちゃんは変身していたけれど…ぼくたちの指輪でも可能なのかな?」
「やってみよう」
「うん」
とりあえず、指輪で日本の洋服を検索して見ることにした
二人で検索して…一般?的な洋服を選んでイメージをしながら
変身をしてみることにした
すると…ちゃんと変身出来たみたいだった
上はポロシャツにトレーナーで下はジーンズ?を選んでみた
「「おぉ」」
ぼくも隼人もうまく出来たことに感激の声をあげてしまう
そこに仕事から帰ってきた、お姉ちゃんの声が聞こえると
ぼくたちは居間に向かい…お姉ちゃんに話しかけることにした
「「おかえり」」
「うん ただいま えっと 二人とも洋服になってるけどどうしたの?」
お姉ちゃんがぼくたちを見て聞いてくる
「幸正様から指輪頂いて」
「明日 拓郎さんが市場に買いものに行くからついていくことになってて
着ていく服をどうするか悩んでて…ためしてみたの」
「なるほど 二人とも料理はどう?」
「うん 色々覚えることが多いけど楽しいよ」
「今日も…たこわさ、塩辛、おでん…あとパスタは4種類ほど」
「パスタ4種類って…なんでまた?」
お姉ちゃんが首をかしげながら聞いてくる
「大空ひよりさんがパスタ専門店を開きたいみたいで
練習として4種類ほど夜ご飯用に作った」
「それで…お姉ちゃん ご飯は?」
「まだ食べてないよ? お腹すいたよ もう アイドルって大変ね」
「「おつかれさま」」
「じゃあ、パスタ4種類出すから」
ぼくはアイテムボックスに仕舞い込んでいた
パスタ4種類をとりだして…お姉ちゃんに渡した
「ありがと ナポリタン、ミートソース、カルボナーラ、ペペロンチーノなのね」
「うん 名前全部覚えているんだ」
隼人が感心しながら言う
「まぁね 日本のこと 色々調べているし わたしも
あなた達も指輪頂いたんだから調べ物とか活用しなさいよ」
「「うん」」
「明日はしっかり食材見てきなさい せっかく行くんだからね」
「「うん」」
お姉ちゃんに言われなくても、そのつもりだけど
明日はしっかりと色々みてこようと思う
これからのこと考えれば日本の食材も覚えていかないと
だめだろうから…ぼくと隼人はお互いに顔を見合わせて頷いて
部屋に戻ることにした
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