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479話 今日の報告

未来視点です

次回は金曜日になります

皇室に戻り玄関で出迎えをしている栄に

夜ご飯の件を伝えて時間まで自室でゆっくりしてから

食堂に移動しました

食堂の席に着くと、お爺様がわたくしを見て話しかけてきます


「未来よ 今日の食卓を見ると…かなり多いのじゃが

 色々つくりすぎてないか?」


お爺様が食卓に並べられている料理の数々を見て

顔をひきつりながら問いかけてきました


「はい 昼ご飯に作ったものと夜ご飯用に

 拓郎さんおよび料理人志望の方々の練習で

 つくったと思われます

 その場にいなかったので…詳しくは…さくら達に

 お聞き下さい」

「なるほど…して…さくら 詳細を頼めるか」


お爺様が壁際に待機しているさくらの方を見て言います。


「はい まずは、昼ご飯用として…みんなで

 ホットケーキとアイスクリームとたこ焼きをつくりました

 幸正様はホットプレートやたこ焼き器をつくり出していた程度で

 つくるのは…わたしたち侍女の妹たちがメインになってます」

「ふむ…姉妹達が作りたいと言うことだったのか?」

「はい 試食用の料理を作っているメンバーではなく

 体育館で遊ばせている子ども達がつくりたがっていましたので

 それを受けて今日の企画でした」

「なるほど そして…こちらのパスタ類は?

 みた限り4種類もつくっているようじゃが…?」

「そちらのパスタは…拓郎さんに弟子入りした

 久保響子の妹で音美、工藤ひろみの双子の弟の広大、隼人

 そして大空ことりの妹のひよりの4人の練習のために

 作ったものです

 正確には…ひよりのためになります

 彼女…パスタ専門店を開きたいということでした」

「そうか…料理人志望が3人と専門店志望も…か」


そこで、わたくしもお爺様にお伝えしなければならないことがありましたので

追加で口を開くことにしました


「お爺様 専門店ということで…もう一つあります

 アイスクリーム専門店をつくりたいという

 夢前みゆの妹のひみか、さき、ゆうき

 それに加えて種田美海の妹の詩音、海音の二人も

 手伝いをすると言うことになりました

 ただし、さきとゆうきは…まだ年齢が年齢ですので

 当分の間は深愛様に勉強を見て貰うことにします

 また、それ以外の子ども達ですが

 姉たちの様子を見て…自分たちだけ遊んでいることに

 心苦しく感じているようで

 ダンジョンに行きたいと言ってきました」

「なんと…」

「やはりそうなるのですね」


お爺様が驚いた様子で声を上げると

お母様が頭痛そうに呟いてます


「ですが…わたくしは当分の間は読み書きと計算を

 きちんと出来るように諭しました

 4月から義務教育が始まると思いますが」

「うむ 4月から義務教育をはじめるようにはなった

 子ども達全員に学校に行かせる予定だ」

「ですので…学校が終わって放課後に

 わたしたち5人と一緒にダンジョンに籠もることにしました」

「なるほど 未来 美穂 幸正 芽衣 あやこか」

「はい」

「このメンバーなら…心配することはないだろうから

 それまではしっかり勉強するようにと説得したということじゃな」

「そう言うことです」

「状況は理解した ただ、戦力が過剰になりすぎているのが

 やはり気がかりではある」

「はい」

「えぇ…わたくしたちの周りにこれだけ戦力集まっているのは

 面白くないと思われそうですね」


お母様も頭を痛そうに言います


「じゃが…直接危害を加えてくるようなら

 幸正が黙っておらぬことは国民もわかっているじゃろうて

 文句あるのは一部の権力者だけじゃろ?」

「そうですね わたくしたちを目の仇にしているのは

 なにも邪神教だけではありませんからね」

「うむ わしの息子は雅仁だけではないし

 わしの弟たちの家もある

 月宮の血族も数えきれぬほどいるわけだから

 権力に目がくらむ愚か者もいても不思議ではない」

「はい 幸い 男子が生まれましたので

 跡継ぎの心配もなくなりましたが」

「そうじゃな あの子には苦労させることになるだろう

 未来や美穂が月皇になるのは不可能だ」

「はい」


弟には悪いけれど将来の月皇として

頑張って貰いたいものです

さすがに…ゆきくんが月皇になるのはだめですから


「さて、だいたいの報告もすんだようじゃし

 食べ始めることにしようか」


お爺様がそう言うと食事をはじめることになりました


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