476話 拓郎達の様子 3
ひより視点です
次回は金曜日になります
「次にペペロンチーノに移ろうと思う
材料はニンニク、唐辛子、オリーブオイル、パスタのゆで汁
塩、こしょう、パセリになる」
拓郎さんが材料を指差しながら説明をはじめます
「オリーブオイルも唐辛子も…こちらの世界にはまだないと思うが
オリーブと唐辛子の栽培もおこなって欲しいとは思う
とりあえず、今日のところは日本のものでつくる
パセリもないんだろうか?」
と…拓郎さんの疑問に…ぼたんさんが口を開きました
「はい パセリもありません オリーブも唐辛子もですが
これらも日本から種や苗木を買って栽培するところから
はじめないといけませんね このあと…未来様と一緒に
皇室に戻った際に陛下に報告します」
そう言えば…ぼたんさん さくらさんは未来様の護衛と侍女でした
未来様自身…護衛なんて必要ないくらい強いようですし
そもそも、この場所にいないのですが…いいのでしょうか?
ちょっと気になってしまいました
「さて、ニンニクはみじん切りに
唐辛子は輪切りにしてフライパンにオリーブオイルを入れて
熱したあとでニンニクと唐辛子を入れていき炒める
ニンニクがきつね色になったところにゆで汁を入れていき
炒めたあとにパスタを加えて塩こしょうで味を整えて混ぜる
皿に盛り付けたあとでパセリをちらせば完成だ」
拓郎さんの説明をみながら…わたしたちもつくっていきます
ふと疑問に思ったので質問をすることにしました
「あのぉ…ペペロンチーノには…これ以外になにも入れないのですか?」
「そうじゃな 基本的なペペロンチーノは…これだが
ソーセージやベーコン、エビ、イカなどを加えてもうまいとは思うから
この辺は料理人の発想次第じゃ」
「なるほど…発想次第 はい ありがとうございます」
「「「発想次第…」」」
音美ちゃん達も拓郎さんの言葉になにか考えてました
音美ちゃん、広大くん、隼人くんはパスタ専門ということではないみたいですが
いろいろな料理を覚えようとしているみたいです
料理人になるということ自体は…わたしも同じですし
めざすところは違いますがこれからも仲良く出来たらいいなと思います
ペペロンチーノを作り終えると拓郎さんが次の説明にうつるみたいです
「ペペロンチーノが終わったようだから次に移る
次はカルボナーラになる
ベーコン、ニンニク、卵、粉チーズ、生クリーム、
塩、こしょう、ゆで汁、オリーブオイルだが
生クリームの代わりに牛乳でもいいだろう
まずはベーコンを1センチ間隔に切る、ニンニクはみじん切り
ボールに卵、粉チーズ、生クリーム、塩、こしょうを入れて
よく混ぜていきソースをつくる
フライパンにオリーブオイルを入れて熱したあと
ニンニクとベーコンを炒める
ベーコンがカリッとなったのを見てからゆで汁も入れて
馴染ませた後にパスタを入れて混ぜる
火を止めたあとでソースを入れてよく混ぜてから皿に盛り付ける
火をつけたままソースを入れるとダマが出来るから
そこは注意すること」
「「「「はい」」」」
「また、生クリームの代わりに牛乳を使う場合は
ソースを作る工程に牛乳を入れず
ニンニク、ベーコンを炒めた後に牛乳とゆで汁を入れて
馴染ませてパスタを入れた後に火を止めてから
ソースを入れることになるだろう」
「「「「はい」」」」
こうしてカルボナーラも作り終えて
ナポリタンも作っていくことになりました
4種類のパスタが作り終える頃には時計を見ると5時過ぎになってました
少しでも面白いと思って頂けましたら、評価をお願いします
下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります
ブックマークも頂けると非常に喜びますので、是非宜しくお願い致します
良ければ、感想もお待ちしております
評価や、ブックマーク、いいね等、執筆する上で
非常に大きなモチベーションとなっております
いつもありがとうございます