475話 拓郎達の様子 2
ひより視点です
次回は水曜日になります
ひまりさんが空中にウインドウを展開した後
拓郎さんが説明を開始してくれる
「ミートソースの材料だが…合い挽き肉、玉ねぎ、トマト、ニンニク、人参
今回はトマト缶にしたが普通のトマトでも問題ない
それ以外に調味料や赤ワインも使うことにした
まずは、玉ねぎ、ニンニク、人参をみじん切りにトマトは細切りに」
「「「「はい」」」」
わたしたち4人は返事をしながら作業を進めていきます
他にも同じ作業を…さくらさん、ぼたんさんの妹さん達も含めてしています
29家族以上の夜ご飯用にするわけなので
かなりつくらなければならないわけで…
この場でつくっている人数は20人近くになってます
玉ねぎなどをみじん切り、トマトを細切りにし終えたのをみて
拓郎さんが次の工程を説明してきます
「まず、火に鍋をかけて熱したあとサラダ油やオリーブオイルで敷いてから
ニンニク、玉ねぎ、人参を炒めていく
しんなりとしてきたのを見てから挽肉を入れて肉の色が変わるまで炒める」
「「「「はい」」」」
「肉の色が茶色になったのを見てからトマト、塩こしょう
赤ワイン、ケチャップ、コンソメの素などを入れて煮込んでいく
水分は少なめがいいのでワインは少なめで
また、今回はコンソメを使ったが
こっちの世界ではまだ流通していないと思うので
野菜の切れ端 (にんじんの皮、たまねぎの皮や端
マッシュルームの軸、セロリの葉)とベーコン(あれば)を水に入れ
15分ほど煮てザルで漉すと、コンソメの素がなくても
おいしいスープがとれるのでそれをつくっておくのも一つの手だ」
「「「「なるほど…」」」」
「あの コンソメスープを作り置きしておくのもいいのです?」
わたしは手をあげて質問してみました
「そうじゃな 作り置きしておくといろんな料理で使えるから便利だ」
「わかりました」
一通りの行程を終えたあとノートにメモをとっていくことにしました
わたしだけじゃなく、音美ちゃんや広大くんと隼人くんも同じようにメモを
なのはちゃん達…さくらさん、ぼたんさんの妹さん達は
メモをとらないようですが気になったので聞いてみました
「あの…なのはちゃんや杏ちゃんはメモとらないのです?」
「わたしたちは…今の料理工程をそのまま撮影しましたので
いつでも動画として確認出来ます」
「あっ、なるほど…ことりお姉ちゃんももらっている指輪ですね」
「「はい」」
「ちょっと羨ましいです」
わたしはパスタ料理店めざそうとして
指輪のこととか考えていなかったので…こういう使い方もあるんだなと
目からうろこでした
「ミートソース作りが一段落したようなので
パスタを茹でてしまうことにしよう」
拓郎さんが大鍋に水を入れて…お湯を沸かしていき
塩を少々入れてからパスタを茹ではじめます
パスタもまだまだ…この国では流通されてないので
それも考えないとと思います
かなり大量になっていますので
大鍋も何個か用意して同時に茹でていくことになりました
その作業も…わたしたちもすることになり
茹で上がったパスタは冷めないように
さくらさん、ぼたんさん、由美さん、ひまりさんの4人が
アイテムボックスに仕舞い込んでいきます
使う都度、アイテムボックスから取り出すようです
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