470話 ストラックアウトの様子
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次回は金曜日になります
地下9階に移動していき
バッティングセンターと隣接させるかたちで
ストラックアウトのゾーンも作っていたので
そちらに全員で移動する
最大3人まで同時に可能にしていたので
3人ずつさせることにした
句美子と美海の弟たち、そして…ことりの弟たちの
2グループにわけてからじゃんけんで
どちらからやるか決めさせた
結果、ことりの弟たち三つ子からはじめることになったので
達也達は後ろで三つ子がやるのを見ることになった
三つ子は…全員オーバースローから試すようだった
さすがに1時間そこそこで14メートル先に
しっかり投げ込むのは難しかったようで
フォームもバラバラでホームベース手前でワンバウンドしてしまったり
届いたものもストライクゾーンの枠内にいかず
大きくそれてしまったり色々だった
「うーん むずかしい」
「届くようにはなったけど当たらない」
「ぼくは上から投げるより少し斜めから泣けた方がいい感じだった」
淳、良治、俊彦の3人がつぶやきながら9球投げ終わる
「どうでしたか?」
「「「むずかしかった」」」
「キャッチボールも3人で回せるだろうから
暇つぶしにもなると思いますよ」
「「「はい」」」
三つ子達と入れ替わるように達也、陸、空の3人が
それぞれの場所に立つ
3人ともオーバースローではじめるようだった
フォーム的に1番しっかりしていたのが達也だった
球速もそれなりに出ていたようだし
コントロールも悪くない
陸と空も達也に比べると球速はないものも
的にはしっかりと当てていた
「うまいなぁ」
「うん 特に達也くん」
「だねぇ ぼくたちよりコントロールもいい」
三つ子も驚きながら見ている
美海の父親も自分の息子達がコントロールよく投げているのを見て
嬉しそうだった
「陸も空もうまいな」
「そうですね さすがに野球はまだまだ難しいけど
もったいないですね」
「野球を普及させようにも大がかりになりますね」
「はい」
美海の父親も指輪で野球のことも調べているようで
道具もそうだが普及には時間はかかるだろう
達也達3人も9球終わったので三つ子と入れ替わる
「達也くんはなかなかよかったですね」
「あ ありがとうございます」
俺が話しかけると嬉しそうに言う達也
「陸くんと空くんも…筋はいいと思います」
「「えへへ」」
「あと何回かしますか?」
「「「はい」」」
3人とも投げたりないようなので元気よく返事を返してくる
トータルで5セットをやることになって
三つ子達もコントロールよくなってきたようで
最後の方は6人とも枠内には当たるようにはなっていた
球速的には達也が1番速度が出ていたようだった
三つ子の方も陸と空と同じくらいの速度は出ているので
この面々は運動神経自体はよさそうだった
5セットが終わると俺は6人に話しかける
「ストラックアウトの説明も終わりましたので
もうひとつです ストラックアウトは投げてあてるわけですが
次はサッカーボールを使って蹴り飛ばして
ゴールを9分割したパネルに当てるものです」
俺はそう説明をしつつサッカーボールも作り出して
ストラックアウトのゾーンより離れたところに
サッカーゴールと床にラインなどを引いてあるスペースに
全員を連れて移動する
「ゴールが4つありますけど?」
淳がゴールを見て俺に問いかけてきた
「3つはパネル付きのゴールで…一つは普通のものです
普通のところはゴールキーパーを誰かがやれば
PK合戦…たとえば1対1で遊ぶ場合
かわりばんこにキッカーとキーパーをやって
5回して多くゴール出来た方が勝ちという具合に」
「「「「「「なるほど」」」」」」
「とりあえず、最初はぼくが実演しますので」
「「「「「「はい」」」」」」
俺は実演することにした
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