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465話 居酒屋の方の仕込み 2

音美視点です

次回は月曜日になります

「まずはイカを裁くところからですね わたしとさつきとなのはでしまます」


ぼたんさんが言うとアイテムボックスから巨大なイカをとりだして

3人がかりで胴体と足、そして内臓を丁寧に切り分けて行ってます。

なんて言うか…あの巨大いか…数メートルはあると思うのですが

それを簡単に裁いていく…ぼたんさん達がすごいです

裁き終えると拓郎さんがわたしたちを見て声をかけてきます


「まず最初にすることは…イカをスライスしていくのだが

 こんだけ大きいから全員で作業を」

「「「はい」」」


わたしたち3人だけではなく

ぼたんさん達、拓郎さんや美沙さんも含めて全員でイカを

薄く切っていきます。


「これだけあると…十分 3日間持ちそうですね」


ぼたんさんが作業をしながら感想を口にしてます


「そうだなぁ 足りるだろう スライスが終わったら塩をふる」

「「「はい」」」

「そのあと内臓も塩をまぶして冷蔵庫で数時間寝かすので

 残りは夕方以降になるがいいか?」

「「「はい」」」


これで塩辛?の下準備も終わってしまうと

拓郎さんが腕を組みながらなにかを考え込んでます

1分ぐらい考え込んでいたあと

拓郎さんが幸正様を呼んだようです


「おーい 坊主 ちょっと頼みあるんだが」


拓郎さんの呼び声に幸正様がこっちにやってくると

拓郎さんを見て返事をしたようです


「はい 頼み事ですか?」

「おでん用の鍋や串を作ってくれないか?」

「わかりました おでんは具材毎に分けずに串刺しして

 放り込むタイプですか?」

「そうする予定 その方が1串ずつ提供出来ると思ってな」

「わかりました」


拓郎さんの話を聞いて幸正様が大鍋と串…かなり多めに作り出しています


「とりあえず、鍋は…これぐらいでいいです?」

「大丈夫だ 助かる」


見たところ、かなり大きな大鍋を5つほどでした


「串は…とりあえず1万本ぐらい作っておきました

 あまることはあるけど足りなくなるよりは…いいでしょうから」

「助かる さて、鍋に水を入れて…お湯を沸かすのは

 ぼたんさんとさくらさんに頼むことになるか ぼたんさんよろしく頼む」

「畏まりました さくらちゃん」

「はい」


ぼたんさんとさくらさんの二人で鍋にお湯を沸かしていくと

かつおぶし?でしたよね

カツオというお魚を使ったものと昆布を入れて出汁を取り始めます

その間に、わたしたちは手分けして

大根の皮をむいて輪切りにして

タコとイカの足を一口大に切り分けて

他にもこんにゃくやブラックホーンのお肉も一口大にしていきます

一通り材料を切り終えると次に串に各種1つずつ刺していき

大根、タコ、イカ、こんにゃく、牛肉ブラックホーンという組み合わせの

串をどんどん作っていきます

出汁が出来上がったらかつお節や昆布を取り除くために

別の鍋にこまめの網を通しながら出汁を移していき

そのあと醤油、みりん、酒、塩を入れてから串を入れていきます

これを5つの鍋で作っていき煮込んでいきます


「ふぅ 午前中は…ここまでだな」

「「「はい」」」


わたしは気になったので拓郎さんに聞いてみました


「あの おでんっていうのは煮込み料理のようですが

 こちらの世界だとたこもいかも…ましてや出汁に使われている食材もないので

 新鮮でした」

「そうか そっちの世界だと…出汁はしいたけとかになるのか?」

「はい しいたけや…おみそ」

「昆布はみつかったんだったっけ」


拓郎さんがぼたんさんをみて言います。


「はい 海の階層にありましたので…昆布出汁も可能ですね

 あとは…カツオの代わりにマグロを燻製にしてまぐろ節を作れば

 一応は出汁は増えると思います」

「なるほど マグロならくさるほどあるわけだしな」

「はい 時間を見て燻製作りもしようと思います」


ぼたんさんがそう言ってます


「ぼたんさん わたしにも…お手伝いをさせて貰いませんか?」


わたしは興味ありましたので頼んでみることにしました


「もちろん 人手は多いほどいいですし 隼人くん達もね?」

「「はい」」


こうして…一段落をついたころには

お昼ご飯の時間になっていました

向こうではホットケーキやアイスクリームなどを作っている

面々も終わっているようで食卓に並べていっているみたいでした

わたしたちも移動して手伝いに入ります


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