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455話 旅館の会席料理 2

舞菜香視点です

いいね ありがとうございます

次回は金曜日になります

「なぁ、舞菜香 おら達 こんなうまいもん食べていて…えぇんだべか?」


お父さんがウニといくら丼を口にしながら

わたしに話しかけてきました


「大丈夫ですぅ」

「だども…今まで食べたことねーのばかりでさぁ」


そこで、お母さんがお父さんを見ながら口を挟んできました


「あなた あれこれ悩んでないで食べましょう」

「おまえ…」

「それに、わたしたちに食べて貰うために

 用意していただいた桜木さんの料理人さん達にも悪いですよ?」

「あぁ…んだな」


お母さんが言い聞かせてくれたおかげで

お父さんも落ち着いて食べてくれるようになった

わたしの隣では冬美と晴美がおいしそうに食べていて

わたしも嬉しくなった

はじめて日本に食べに連れて行って貰ったとき

海鮮丼…わたしだけじゃなくて妹たちにも食べさせたいと

泣いちゃったけれど…今日妹たちにも食べて貰うことが出来て嬉しく思った


「冬美 晴美 おいしい?」

「うんっ お刺身と言うんだよね これ」


わたしの問いかけに冬美が刺身を食べながら言う


「マグロ以外はぁ どう?」

「まぐろは赤いのだよね 番組でも見たことある おいしい

 それ以外でも…この白いのもおいしい」


冬美が箸で持ったのはホタテだったと思った

わたしはウインドウで確認してみた


「それはぁ ホタテという貝だってぇ」

「こっちの世界にあるのかな」

「海の中を捜さないとねぇ」

「そっかぁ」


わたしの言葉に冬美がなにか考え込んでいる様子だった

そこに晴美も話しかけてくる


「わたしは、ご飯すきー」


晴美の方はウニがお気に入りになったみたい


「ウニおいしい?」

「うんっ ウニって言うのね これ 赤い方も好き」

「よかったぁ 日本で食べたときに

 みんなに食べさせたいなぁって思ってたから」

「幸正様に…明日お礼言うね」

「晴美も偉いねぇ」

「幸正様と言えば今日も色々新しいもの作ってたよ」

「えっ? そうなの?」

「晴美 詳しく教えて」


わたしが驚いていると育美も気になったか聞いてくる


「あのね バッティングセンター?とかボーリング?つくってたー

 面白かったよ 身体動かすの」


晴美がそう言うと育美がネット検索して詳細を調べていた


「飛んできた球を打ち返すのがバッティングセンターで

 10本のピンをたおすゲームがボーリングみたい

 気になる やってみたい」


育美が呟いている


「時間あるときに遊びましょ」

「「「うん」」」


わたしの言葉に妹たちが頷く

こうして楽しい一刻を過ごせて幸せでした


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