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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
中央での生活 ダンジョンに入るまで
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43話 学校にいる変人の先輩?

美穂と芽衣が部屋に戻ってきたのを見て

俺と未来は会話をやめて美穂と芽衣を見る


「芽衣さん ワンピースどう?」


俺は芽衣に聞いてみる


「着やすいですね 下着の方も特に問題ないです」

「よかった…」

「芽衣さん こういう服は一般人に受け入れますか?」


未来が気になっていることを芽衣に聞いてみていた


「あ はい 着やすい点 着物に比べて時間もとらないようですし

 価格と量産体制さえ整えたら…おそらくは?」

「そうですか 芽衣さんにその服…あげますから

 店主にもきっちりと念押ししてください

 みほさん いいですよね? 下着とワンピース」

「うん 問題ないよ ゆきくんに作らせればいいだけだし」

「みほちゃん ぼくの扱い ひどい」


俺は美穂に文句を言ってしまうと

美穂が「なによ」と言いながら叩いてくる


「また叩く…」

「みほさんも叩くの控えた方がいいと思います

 じゃないと わたくしのものにしますよ?」

「う…それは困る」

「みくちゃん ありがと」

「いえいえ わたくしは叩いたりしませんので…安心してくださいね」

「うん」

「ゆ・き・く・ん!」


俺と未来のやりとりを見て

美穂が俺を睨みながら俺の名前を強めに言う

それを見ていた芽衣が俺たちに遠慮しがちに聞いてくる


「いつもこんな感じなんですか?」

「いつも叩いてきます」

「むっ」

「だからみほさんは手を出すの控えてって言ってるでしょ」


芽衣の問いかけに俺たちは返事をすると

芽衣は笑いなから俺たちを見て


「ふふふっ なんかいいですよね わたしもその中に入れるのかな」

「「友達でしょ」」


美穂と未来が芽衣に笑顔でそう言う

そのあと 一呼吸おいてから俺は芽衣に一つ聞いてみることにした


「さっき みくちゃんと話していたんだけど

 学校の先輩に変人いると言う噂あるのは芽衣さんは知ってる?」

「変人ですか…うーん」


彼女は考え込みながらしばらくしてから俺に答えてくる


「12歳かなぁ 6年生のクラスだと思うけど

 かなり変わった人がいるという噂はきいたことあるような」

「なるほど 6年生ですか だいぶ 年上になっちゃうね

 みくちゃん 調べること出来る?」

「問題ないと思います 皇室の護衛班に依頼してみますね」

「幸正くん その方も引き込むつもりなんです?」

「実験とかなにをやっているかにもよるかなぁ

 科学の発展に繋がるようなことをしているなら

 ぜひ…」

「なるほど 洋服だけじゃなくて色々変えたいのね この国を」

「芽衣さんもよろしくね」

「うん」


俺たちは一通りの会話を終えると

時計を確認して


「そろそろ 時間も夕方になるし この辺で」

「あ はい 未来様 美穂さん 幸正くん 今日はありがとう」

「「「こちらこそ」」」


俺たちは部屋を出て玄関に行き靴を履くと

美穂が思い出したように


「あ そうだ 芽衣さん 一度わたしたちと一緒に瞬間移動で」

「えっ?」


芽衣が首をかしげると

俺は補足として話す


「瞬間移動するときイメージ出来る場所にしか飛べないから

 一度 ぼくの家とかみほちゃんの家に移動した方がいいと思うから

 みくちゃんのところはさすがに?」

「はい そうですね さすがにわたくしのところはやめておいた方がいいと思います」

「わ、わかりました」


こうして

未来は皇宮へ帰って行き俺と美穂は芽衣を連れて数回瞬間移動をするのだった


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