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441話 5時まで一人で色々

ブクマ いいね ありがとうございます

次回は月曜日になります

俺は桜木家の裏庭の地下室7階層へ移動すると

衛生上、帽子、手袋、マスクなどを着用した上で

1階層から順番に見て回ることにした

みんな作業中なので邪魔したら悪いと思い

遠目で様子をうかがうことにした

パートさん達も侍女達の家族の方々も

問題なく作業をしているようだったので

あまり長居はしないことにした


みた限りだと句美子達…虹色少女隊の面々や

ひな達…宝石少女隊の面々の姿が見当たらないので

マスコミに呼ばれているんだろうと予想をして

30分程度で1階から6階の作業を見て回り終えたあと

7階層へ戻ったところで念話が届いた


「幸正様 わたしたちの仕事が終わる頃に

 お時間いただけませんか?」

「念話の声は…響子さんですか?」

「はい 響子です」

「なにかトラブルでも起きたのです?」

「いえ トラブルというか妹が…タブレット端末欲しそうなので…」

「なるほど 指輪などではなくタブレット端末だけなのですね」

「はい アニメーターになりたいらしいのですが」

「アニメーターですか」

「はい」

「テレビの普及がまだまだですし…アニメもまだまだ先になるとは思いますが

 漫画家も作っていかないと娯楽が増えないですし

 タブレット端末は渡しますので…絵を描いたり漫画を描いたり

 その辺は妹さん次第で…」

「はい 妹…琴子というのですが…琴子次第になりますね」

「とりあえず、5時過ぎに来ますので」

「はい」


俺は響子との念話を終わらせると

ゲートをくぐり帰宅して体育館へ戻った

体育館に戻ると美穂、未来、芽衣、あやこの4人にくわえて

女の子達数人が同じ数にわかれて

ドッジボールを楽しんでいたようだった

俺は体育館を見渡して様子をうかがう

男の子達はボルダリングに夢中みたいで

それに付き合っている…おじいちゃん達や父親や宗人の姿も確認できた


(うーん…まだ3時前だからダンジョンに行ってくるかな)


俺は体育館を後にしてダンジョンにいき

52階層 56階層 60階層 61階層とまわるこにとした

55階層の海に行かないのは浄化などの魔法を持ち合わせてないから

いや…やろうと思えばスキル付与は可能だが

わざわざ、俺がしなくても他の面々が浄化などを使えるわけだから

別に俺はいいと思って使わないことにしている

なので55階層はスルーすることにした

5時までの間、ブラックホーン、暴れ大猪、ゴーレム類、ラバースライム

コカトリス、雷鳥と狩り続けているのだが

動物系魔物はこれと言って苦にならないし瞬殺している

逆にゴーレムやラバースライムは核が動いているため

芽衣や由美がいない状態だと弱点看破が出来ない分

本当にめんどくさいと思ってしまっている

とりあえず、ゴールドゴーレム、ミスリルゴーレムを数体

ラバースライムも数体狩ったあとは動物系魔物だけ狩り続けることにした


「それにしても…いつも思うけど…ダンジョンって不思議だな」


思わず口に出して呟いてしまったが

各階層の空間もどういう原理なのか不思議だし

倒しても倒しても時間経過で沸いてくる魔物

かと言って…ある一定数沸き終わったら

沸いてこないので溢れ出ることもないようだ

どうみても悪意があってダンジョンが存在しているようにはみえず

人々の暮らしを豊かにするために存在しているように思える


これを作ったのが月宮の始祖の転生者だとしたら

ダンジョンそのものには悪意はないのだろうか

でも、これ…どこから生み出されているんだろう

俺自身も無茶苦茶な能力が持っているから

きっと…何もないところから生み出す能力なんだろうな

月宮の始祖の転生者は…


こんなことを考えながら黙々と狩っていると

念話で美穂の怒鳴り声が頭の中に鳴り響いた


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