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440話 太陽と剛の連絡

未来視点です


ブクマ 評価 いいね ありがとうございます

次回は金曜日になります


そして累計PV数が20万PV到達しました

これからもよろしくお願いします

わたくしは太陽と剛を連れて、ゆきくんの家の玄関で

外履きを持ってから屋敷の玄関に二人の手をつなぎながら瞬間移動をする

屋敷の玄関には事前に念話で連絡しておいたので

お母様と栄、それから護衛の責任者でもある剣斗が集まっていました


「急で申し訳ございません」


わたくしは、お母様に頭を下げて謝ります


「その辺は大丈夫なので問題ありません

 さて…」


お母様がわたくしの言葉にそう答えたあと

わたくしの後ろで跪づいている二人を見る


「二人とも面を上げなさい」

「「はいっ」」


緊張している二人は声も裏返っていてぎこちなく面を上げる


「まずは、自己紹介をしてくれるかしら?」


お母様もできるだけ優しく二人に言うと

二人ともお互いに一度見つめ合ったあとで

どちらが先に言うか決めたようです


「はい 菊池太陽と申します 14歳で…姉は菊池あやめです

 ぼくは来年から働かなきゃならないので

 どうしたらいいのかと悩んでまして午前中に

 宗人おじさんに剣術を教えて貰おうと

 横にいる剛くんがしているところに混ざりまして

 午後には幸正様が話の流れから指輪をぼくたちに…

 武器は拳銃を選びました

 護衛に役に立つように闇魔法と回復魔法を付与されています

 ぼく自身の魔法は炎と雷も適正ありました

 読み書きは出来ます 計算は苦手で…………」


太陽が自己紹介をしていき最後の方の計算が出来ないことを

語るところで声が小さくなってしまってるようですが

だいたいの自己紹介は問題ないと思います


「なるほど あやめの弟ですか…闇魔法と回復魔法

 幸正 あの子は…こういうところはしっかりと頭が回るのよね はぁ」


お母様がゆきくんを浮かべながらため息を漏らします


「そうですね 護衛任務上、攻撃者の拘束などに闇魔法

 ゆかり様たちは指輪の機能でダメージ無効などがありますが

 護衛対象者が万が一、怪我をされてしまったときの処置などに

 回復魔法を使えるのも重要スキルになってきますので

 そういうスキルを持たせるというのは…さすがと言えます」


剣斗もゆきくんの意図するところを指摘して

頷きながら褒めています


「学力に関しては…見習い期間に徹底的にたたき込ませますので

 その辺は二人とも覚悟しなさい」


お母様が二人を見て言う


「「はいっ」」

「さて…次は…あなたの番です」


二人が返事をしたあとで、お母様が剛を見て言いました

剛は身体を硬直させながら自己紹介をはじめるようです


「はい さ、斎藤剛と申します おねえ…あ…姉は

 斎藤ゆう、斎藤ゆかです ぼくは末っ子で

 姉たちに甘やかされて育っていました

 でも、いつまでも甘えてばかりではダメだと思いまして

 ぼくも誰かを守れるようになりたい…と言うのが芽生えました

 姉たちが強くなっていて驚きましたし

 遠い存在になってしまったと感じて寂しくもあります

 姉に尋ねたところ…幸正様に頼んでみればと

 言われまして…力を求めること 化け物になること

 考えなさいとも言われました

 役に立てるなら…強くなりたいと思い選びました」


そこで剛が一呼吸をしてから

腰に挿している刀を鞘ごと両手で横に持ち強い決意をした

顔つきに変えて話を続けるようです


「ぼくは刀を選びました 性能的には太陽さんと同じです

 自分の魔法属性は水と氷になったようでした

 まだまだ剣術も素人ですし教わらなきゃならないこと

 たくさんあると思いますので…頑張りますので

 よろしくお願いします」


最後には深々と頭を下げながら言う剛を見て

お母様達も彼の覚悟が感じられたみたいでした


「わかりました 頭を上げなさい」

「はい」

「剣斗 二人の教育はあなた達の護衛チームに任せます」

「はい かしこまりました」

「太陽 剛 あなた達は剣斗の元について見習いからはじめなさい

 なので今後は朝8時から夕方5時まで剣斗の元に行きなさい」

「「はい よろしくお願いします」」


二人とも剣斗に頭を下げる


「さて…まだ5時まで時間あるから…お前達 ついてこい」

「「はい」」


剣斗は二人を連れて…この場を去ります

すると…お母様がわたくしの方を見て話しかけてきます


「未来 毎度毎度 連絡係お疲れ様ですね」

「いえいえ ゆきくんにも頼られてますし」

「まったく あの子は…未来に任せきりです

 美穂もそうですね 日曜日の件 わかりましたが…

 わたくしたちは都合がつきそうにありません

 いつもの用によるご飯に報告を貰うことにしますが

 大丈夫ですか?」

「はい 大丈夫です」

「さくら達、四聖はもちろん料理に参加させます

 未来は…さくら達に任せますが大丈夫ですか?」

「はい 問題ありません

 わたくしは一人でも危険もないですので」

「そうですね はぁ むしろ…襲ってきた相手の方が危険です」

「あはは」


お母様の言葉に乾いた笑い方になってしまいました


「まだ時間もありますので…体育館に戻ります」

「わかったわ 幸正と美穂の監視 おねがいね」

「はい」


返事をして体育館に戻ることにしました


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