４２９話 四聖の姉妹達の武器
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次回は月曜日になります
バスタオルで汗を拭いながら
ぽかーんとしている育美達９人の近くにいく
俺と同様に舞菜香やさくら達もやってきて
舞菜香が育美に話しかける
「育美ちゃん 模擬戦みて…どうだった？」
舞菜香の問いかけに育美がハッとして受け答えをはじめる
「えっ…あっ…はい…舞菜香姉があんなに素早く動いているなんて
信じられなかった それに…目で追うのがやっとだった」
姉である舞菜香をみながら信じられないように話す育美
「おねえちゃん 確か レベル３０制限と言っていましたよね？」
そこで小梅がさくらに話しかける
「うん レベル３０に制限してるね」
「それって…制限なしなら…今のよりも動きが速いと言うこと？」
「そうねぇ」
さくらの言葉に…その場にいた９人が沈黙してしまう
「小梅と杏は…こちら側に来て貰うからね 昼にも話したけど
覚悟していてね？」
さくらが妹二人に言うと…二人とも小さく頷く
俺はさくらに気になったので話しかける
「さくらさん 二人にって…どういうことです？」
「はい 二人とも…わたしと同様 植物に関しての知識は豊富ですので
二人にもダンジョンや普通に野山、川、海などを探索して貰おうと
考えまして…幸正様いかがでしょうか？」
さくらの意図していることは理解出来た
いろいろな食材を見つけ出して貰うのには
さくらだけじゃ足りないし
そもそも、さくらは侍女としての仕事もあるわけだから
暇しているわけでもない
それならば、二人がいてくれる方かが助かる
「えっと…小梅さんと杏さん 今見たように…化け物になるのには
抵抗感はないのです？」
「あ、あー はい 確かにすごいとは思いましたし
レベル３０制限で…これだと…本気のおねえちゃん達は
どれくらい強いのか…確かに考えてしまうと化け物じみてますよね
あはは」
小梅が最後には乾いた笑い声になってしまっている
「わたしも小梅おねえちゃんと同じ感想ですけど
わたしたちも…この強さを身につけること出来るなら
わたしはやりたいと思います」
杏の方は明確に力を手にしたいという意思表示をしていた
二人に釣られるように育美をはじめ
他の子達も力を求めることを選んだようだった
「四聖の姉妹達は…それぞれ同じ属性でしょうか？」
まず、さくら達の妹達の方に確認をすると
全員が頷きながら姉と同じ属性だと答えるが
すみれの妹であるあさがおと鈴蘭は一つ付け加えてきた
「わたしたちは格闘技できませんので…出来たら
ぼたんさんかさくらさんのような武器がいいです」
「わかりました どちらのタイプにしますか？」
ぼたんの拳銃タイプと、さくらの遠距離射撃タイプの２種類があるので
どちらを選ぶか問いかけると
二人とも…ぼたんのタイプを選択するようだった
さくらの妹二人にはさくら同様にビットシールドも渡すことにして
武器のほうはと…問いかけると
「わたしは…由美さんの武器がいいです」
「わたしも同じで」
「わかりました エールバトンにスキルとして植物の知識と
指輪の機能と連動したデータベースへのアクセス
さくらさんがつかわれているのと同じのにしておきます」
「「ありがとうございます」」
次に…かえでの妹たちにも問いかけると
二人とも即答してくる
「「さちこさんの剣で」」
「二人とも青龍剣と言う名前で大丈夫ですか？」
「「はい」」
最後に…ぼたんの妹たちに同様に問いかける
「はい わたしは小梅ちゃん達と同じで後方支援にまわりたいです」
さつきの方はそう答えると…なのはのほうは
「わたしは…さくらさんのような遠距離射撃タイプをお願いします」
「わかりました さつきさんがエールバトンで
なのはさんは魔力式遠距離射撃用ライフルですね
ただし、植物の知識は添付しないことにしますがいいです？」
「はい わたしは知識ないので…」
なのはは頷きながら了承する
「全員、浄化などの聖魔法も追加しておきます
あ さくらさん達にもアップテートしておきます
さかななどを捕る際 浄化、除菌、除毒と必用でしょうし
美穂ちゃん達やスキル持ちの侍女さんに頼るより
持っていた方が便利でしょうから？
とくにぼたんさん」
説明をしつつそれぞれの武器のアップテートを行いながら
ぼたんをみる
「はい 料理するのに必要な食材をとりに行けますし助かります」
こんな感じに８人の武器製作や
四聖侍女４人の武器アップテートをおこなった後
あらためて舞菜香と育美の方を見る
ぼたんの妹のなのはには遠距離射撃タイプの武器というのは
名前からしても…やっぱりと思う人いそうですね？
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