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423話 四聖の姉妹達 2

前回に引き続き、さくら視点です


次回は月曜日になります

一通り妹たちの自己紹介が終わると

ぼたんちゃんが口を開く


「自己紹介も終わったことなので…お昼ご飯作りましょ

 と言ってもアイテムボックスに色々と作りおいているものが

 あるのですが…とりあえず、味噌汁は豆腐とわかめの

 味噌汁でいいですか?」

「「えぇ…」」


すみれ先輩、かえで先輩は頷きながら返事をする


「ご飯の方は…どうしましょ?」


わたしはぼたんちゃんに問いかける


「どうしようか とんかつもあまっているし唐揚げもあるし

 ローストビーフも作ってましたね

 刺身類も簡単ですし…色々あるけれど

 さつきたちは…なに食べたい?」


ぼたんちゃんがアイテムボックスを見ながら言っていき

妹たちに問いかけていた


「どれも食べたことないから…悩みます」

「うん」


さつきちゃんとなのはちゃんが、そう答えると

他の子達も頷いてました


「ぼたんちゃん カツ丼でも作らない?

 とんかつあまっているなら…どうかな?」

「そうだね すみれ先輩、かえで先輩もカツ丼でいいでしょうか?」

「「問題ないわ」」


と言うことで、わたしたち四聖侍女4人は

台所に立ちカツ丼作りをはじめる

妹たちは後ろで見学しているようだった

4人で一人3人分作ることにして…テキパキと料理を進めていく


「わぁ…おねえちゃんがちゃんと料理してる」


後ろで見ていた…すみれ先輩の妹…あさがおちゃんが

思わず呟いている


「あさがお わたしだって…料理は普通に出来ます

 ぼたんさんやさくらさんみたいに趣味というわけではないだけです」

「あ………ご、ごめんなさい」


すみれ先輩の言葉に…あさがおちゃんも謝ってしまう


「それにしても…おいしそうな匂い」


小梅が呟いてました


「醤油、みりん、酒、砂糖、塩…と

 玉ねぎととんかつを煮込んでいって…最後に溶き卵で閉じるのね

 とんかつそのものもおいしそうだよねぇ」


蒲公英ちゃんがメモをとりながら感想を言ってます

カツ丼を作りつつ妹たちを見ると

全員が紙とペンを持ってメモをとってました

この子達…勉強熱心だなぁって思いました


人数分のカツ丼が出来上がると

大広間に移動していき等間隔に並べられている

長机に向かい合いながら席に着いていき

わたしとぼたんちゃんで味噌汁等をわけて配膳を済ませると

一斉に「いただきます」をして食べ始める


「柔らかい」


紫陽花ちゃんが一口食べて呟く


「お肉は柔らかいし、卵や玉ねぎもおいしい」


杏がぽつりと呟く


「これ…暴れ大猪なんでしょ?」


あさがおちゃんが驚きながらすみれ先輩を見る


「こういう味なんだぁ」


なのはちゃんがおいしそうに食べながら呟く


「お肉 おいしい しあわせ」


蒲公英ちゃんが幸せそうに食べていた


「味噌汁は…おねえちゃん 出汁なに使ってるの?」


カツ丼の感想など、それぞれ口にしている中

さつきちゃんが味噌汁を飲んで…ぼたんちゃんにきいてくる


「かつお節だね 日本から買ってきたもの

 かつおがみつかれば…作れそうだけど」

「かつお節? どういうもの?」


さつきちゃんがなおも聞いてくるので

ぼたんちゃんがウインドウを空中展開させて

カツオやかつお節のことを表示させながら説明していく


「カツオを燻製にしてから…鉋で削って

 それを使って出汁を取ったもの

 まぐろでもにたようなこと出来ると思いますが…えっと…」


ぼたんちゃんがまぐろ節を検索して見てる


「ありますね まぐろ節 カツオよりも高級品みたいです

 燻製方法も調べること出来るので…やってみます

 まぐろならありあまってますし」


やや苦笑いをしながら言う


「なるほど 燻製かぁ わたしも手伝うから」

「さつき ありがと 半分は趣味なので」

「うん わかってる でも…今まで使われてない出汁とか

 増えていくなら…料理も色々増えるかなと思うし」

「そうだね まだまだ食べたことない料理たくさんあるから

 わたしも色々作りたいし楽しんでるよ」


ぼたんちゃんさつきちゃんの会話を聞きながら

わたしも色々みつけないとなぁって思った

カレーも広めたいし…カカオもそうだよね

うん 頑張らなきゃ…と思ってしまいます


カツ丼と味噌汁を食べ終えて

みんな満足そうな顔をしつつ後片付けをして

桜木家の裏庭の地下室7階層へ向かうのでした


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