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422話 四聖の姉妹達 1

ブクマ 評価 いいね ありがとうございます


さくら視点です


次回は金曜日になります

妹の小梅と杏と一緒に地下7階へ向かうと

すみれ先輩達も妹たちと一緒にやってきていた

わたしたちが最後だったみたい

わたしの姿を見て…みんな集まってきた


「おまたせしました」

「大丈夫 わたしたちも今来たところだから」


わたしが申し訳なさそうに言うと

慌てるように、すみれ先輩が言ってくる


「さて、揃ったみたいだから…あらためて…みんなで自己紹介

 まずは…わたしの家から…あさがお、鈴蘭」


すみれ先輩が妹たちを見ながら言う


「はい 西條あさがおです 14歳で…特技はありません

 おねえちゃんみたいに格闘技が好きでもないので

 料理などしか役に立たないかも知れませんが

 よろしくお願いします」

「同じく…鈴蘭です 12歳になります

 わたしも…あさがおおねえちゃんと同じで

 これと言って得意なものはないです

 よろしくお願いします」


二人が自己紹介をして頭を下げる


「あ、あさがおぉ? わたしが格闘技バカと言いたいの?」


すみれ先輩があさがおちゃんをジト目で見ながら言う


「そんなこと言ってません」


あさがおちゃんは目をそらしながら否定する

あ…そう思っているんだ…この子…と思ってしまい

心の中で笑ってしまいました


「次は…わたしの家ね 蒲公英(たんぽぽ)紫陽花(あじさい)


かえで先輩が妹二人を見て名前を呼ぶと

双子らしい瓜二つの二人が自己紹介をはじめる


「はい 東條蒲公英です 13歳で双子の姉の方です

 見分けがつきにくいので…わたしの方はポニーテールにしてます

 妹の方は髪を下ろした状態です

 特技は…わたしもこれと言って…ありませんが

 料理するのは好きです よろしくお願いします」

「はい 紫陽花です 蒲公英が全部言ってくれたので

 話すことがなくなっちゃいました

 わたしも料理は好きなので…これからいろいろな料理を

 覚えていけたらなと思っています

 よろしくお願いします」


双子が自己紹介を終えて頭を下げると

ぼたんちゃんが二人に話しかける


「蒲公英ちゃんと紫陽花ちゃん 料理 わたしも好きなので

 よろしくね」

「「あ はい よろしくお願いします」」


ぼたんちゃんの呼びかけに二人とも戸惑いながらも

嬉しそうに返事をしていた


「さて、さくらちゃん 先にわたしんちからでいいかな?」

「うん どうぞ」

「と言うことなので…さつきとなのは…はじめていいよ」


ぼたんちゃんが妹二人を見ながら言う


「はい 南條さつきです 14歳です

 わたしも…みなさんと同じで特技はなくて

 料理は好きな方です よろしくお願いします」

「はい なのはと言います 12歳です

 わたしも…料理以外は…これと言って特技はないです

 今回の召集はチャンスだと思っていますし

 お役に立てるように頑張ります よろしくお願いします」


二人とも頭を下げる


「なのは 就職までまだ数年あるんだから

 気負わなくてもいいんじゃない?」


ぼたんちゃんが、なのはちゃんに言う


「そうなんだけど せっかく 中央に呼ばれたわけだし

 頑張れば…おねえちゃんと同じく…こっちにいること出来るじゃない?」

「もしかして…地元にいたくない?」

「出来たら…」


ぼたんちゃんの問いかけに…少しうつむきながら答える、なのはちゃん


「「「「「「わかるなぁ」」」」」」


小梅達含めて各家の妹たちが呟いてしまうと

わたしたち4人も苦笑いするしかなくなりました


「さ、さて…最後 わたしの家ね」


小梅と杏を見てアイコンタクトする


「はい 最後になりましたが北條小梅です 14歳です

 特技は…おねえちゃんと同じで植物に関しての知識は

 それなりに持っています おねえちゃんにも言われましたが

 幸正様にあれこれ頼まれ事されることは

 覚悟しますのでよろしくお願いします」

「同じく…杏と言います 12歳で

 わたしも植物に関しては…それなりに把握しているつもりです

 さくらおねえちゃん、小梅おねえちゃん同様に

 わたしもあれこれ頼まれる覚悟はしてます

 よろしくお願いします」


妹二人が頭を下げると

さつきちゃんが最初に二人に話しかけてくる


「小梅ちゃんと杏ちゃんはすごいなぁ

 そういう特技があって」

「あ おねえちゃんが読んでいた本を

 わたしたちも読んでいただけだから…」


小梅が照れながら言う


「それでも…他の人にはないものを持っているだけでも

 羨ましいなぁ」

「「「「「うん」」」」」


さつきちゃんの言葉に他の子達も頷いている


「さつき 大丈夫だよ さくらちゃんが植物の知識持っていて

 わたしは特にないけれど料理が好きというのが

 武器になっているからね」

「そうそう ぼたんさんの言うとおり

 わたしもお菓子作りが楽しいからしているだけだけど

 そこを頼って貰えているからね」


ぼたんちゃんとかえで先輩が言う


「あ あー わたしが1番 あまり役に立たないからさぁ

 それに比べたら…あさがおやさつきちゃん達の方が

 きっと…幸正様の力になると思うよ あはは」

「「「す、すみれ先輩!!」」」


自虐的に言う…すみれ先輩の名前をあわてて

わたしたち3人が呼ぶ


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