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415話 それぞれの家族の様子 3

ひな、まいの順番で視点変更します


次回は水曜日になります

───橘家


お昼ご飯を食べながら、お父さんがなにか言いたそうに

わたしの顔をチラチラと見ているので

お父さんに話しかけることにした


「お父さん なにか言いたいことあるの?」

「あ うん そうだな 冷蔵庫や洗濯機、掃除機

 色々とすごいんだが…もっと驚いてるのが

 ひながこんなことになっていたこと

 昨日の放送を見て驚いたし説明も聞いたが

 未だに信じられないよ」


わたしの力のことも含めて信じられないという顔をしながら

わたしに話してくる


「色々と無茶苦茶だもんね ステータス」

「ひなが望んだことなんだよな これは」

「うん そう アイドル活動してみたかったから

 幸正様に頼んだの」

「そっか 明日にでも上司に相談するが

 新聞記事で宣伝活動やテレビやラジオの方の出演も

 系列のテレビ局から来るかもしれないが大丈夫か?」

「平気 予想はしていたので…テレビやラジオは大丈夫

 わたしたちが抜けた穴も…お母さんやおばあちゃんが

 料理してくれるなら試食品準備も支障がないと思う」


むしろわたしたち11人が色々と忙しくしていても

それ以上に手伝ってくれる人が増えたなら

人数的には増えてると思う


「その料理場だが…俺も見に行っていいか?」

「取材?」

「取材というか詳しく知りたくてな

 番組では出来てるものしか見ること出来なかったし

 作ってるところも確かめたいのでな」

「わかった 邪魔にならない程度なら質問も大丈夫だと思うから」

「助かる そう言うわけだから…お前達もついてこい

 カメラを忘れずにな」

「「はい」」


弟二人にむけて…お父さんが言うと

弟たちも返事をして準備に取りかかる

二人とも新聞社に勤めること出来ているようだし

親のコネとは言え勤めることが出来てよかったなと思う

でも、わたしたちの国のカメラって

白黒だから伝わりにくいと思うんだけどね


と…食事を済ませて後片付けをしてから

家族全員で桜木家の裏庭の地下室7階層へ移動をはじめる


───杉本家


食事を済ませて出かける準備を

母と祖母としていると父がわたしに話しかけてくる


「まい ちょっといいか?」

「はい なんでしょうか?」


父の声に振り向きながら返事をすると

言いにくそうにしながらわたしを見ているようだった


「その…俺もついていっていいか?」

「料理場にですか?」

「あぁ…テレビ局の正式な取材ではないが

 まい達がどんなことしてるのか気になってな

 それにひなちゃんが…あんなことしているなんて驚いたよ」


父が苦笑いをしながら言う


「あの子は…そうね あー言う可愛いこと

 したかったんだと思うし…元々可愛いし」

「まいはする気なかったのか?」

「わたしは…そこまではしなくていいかなと思ったし

 もう18…来年春には正式な侍女として勤めることになるし

 さすがに今更…進路変更は…かなぁ」

「そっか ひなちゃんにもテレビ出演依頼すると思うがいいだろうか?」

「その辺は予想していましたから大丈夫です」

「助かる 明日 会社で色々相談してくる」

「はい」


父との会話をしていると14歳になる

妹がわたしに話しかけてくる


「おねえちゃん わたしは来年…どうしよう?」

「うん? いのり…来年どうしようって…なにが?」

「就職…侍女見習い受けたいけど

 侍女以外にも気になること出来そうだし」

「気になること? アイドルでもしたいの?」

「ひなおねえちゃんみたいに可愛くないから…それは考えるけど

 料理も色々、気になるし料理人もいいかなとか

 思ってしまう」

「そっか 焦らなくてもいいと思うよ

 むしろ…侍女見習いになっちゃうと

 幸正様と関わること増えるし普通じゃなくなるからね?」

「うん おねえちゃんみたいに?」

「わたしは…比較的大人しい方だよ?

 専用武器とか貰ってないから」

「そうなんだね」

「どうするかは…いのりが決めることだから」

「うん 色々考えることにする」


いのりとの会話も済ませて出かける準備をし終えると

祖父だけ留守番になることに気づき

祖父に話しかけてみた


「おじいちゃん 留守番になっちゃうなら

 体育館にでも行ってみても?」

「あぁ…そうだな 体育館でなにかするってことだったな 坊主達が」

「坊主って…幸正様が体育館の使い方の説明をする予定だから

 小さい子ども達の面倒も見て貰えるとありがたいかな」

「わかった 家にいてもすることもないしな 向かうことにしよう」


こうして…おじいちゃんも体育館に向かってくれたのを見てから

わたしたちは桜木家の裏庭の地下室7階層へ移動するのでした


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