411話 葵さんとの会話
ブクマありがとうございます
次回は月曜日になります
桜木家の裏庭の地下室7階層にやってきて
俺たちは葵さんを待つ
美穂と未来はパートさん達と談笑している様子だった
しばらくして葵さんもやってくると
ゆかり様の顔を見ながら挨拶をしてくる
「お待たせしました」
「いえいえ 急なことで…こちらの方こそ申し訳なく…」
お互いに頭を下げながら挨拶を交わしたあと
ゆかり様が経緯を説明していく
「そうですか…見習いの侍女さん達のご家族が手伝いに
パートさん達だと人数が限られていましたし
来週はすべてお休みにした方がいいのかとも考えていましたが
人手が増えるというのでしたら…助かります
幸正くんも…そう思うでしょ?」
「はい そうですね しかも宣伝番組を流した効果で
どれくらいの…お客さんが来るのか未知数です
試食品のストックも足りなくなりそうなのが心配ですし
作れるだけ作っておきたいですし」
俺も葵さんの問いかけに答えると
ゆかり様も頷きながら肯定している
「そうですね 幸正が流した番組で
興味持った国民がどれだけやってくるか未知数ですね」
「はい それで、各階層の広さを拡張しておこうと思います
1家族辺り…女手2~4人は来て貰ってますし
キッチン台などの拡張をしておこうかと」
「そう言うのを気楽に出来る…あなたの能力が羨ましいわね」
俺の言葉にゆかり様は半ば呆れるように言う
とりあえず、俺は各階層の広さを拡張したり
キッチン台などを増やしていく作業を一通りして
再び…葵さんに話しかける
「葵さん 待っていてくれてありがとう」
「ううん もう冬休みだから大丈夫
それで話って?」
拡張作業をしながら葵さんに用事があるからって
伝えておいたので待っていてくれて貰っていた
「はい 今日は無理だとして…侍女さん達総勢29家族ですが
夕ご飯を…こちらの旅館の懐石料理?を
お願い出来ないかなと…向こうの世界だと
刺身料理も天ぷらもまだまだですし
ごく普通に宿泊客に出す夕ご飯をお願い出来ないかなとか
思いまして…どうでしょうか?」
「なるほどね 確かに刺身などは実際に食べて貰いたいものだし
魚料理も色々と味わって貰える機会になるね
さすがに今日は無理だとして…土曜の夜に人数分手配します」
「ありがとうございます」
「持ち運びは…わたしとさちこでやります アイテムボックスもありますし」
「助かります」
こうして侍女さん達の家族へのサプライズも決まって
一度、ゆかり様達と一緒に向こうに戻ることにした
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