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410話 北條姉妹の様子

さくら視点です


次回は金曜日更新になります

そしてブクマありがとうございます

ここんところ少しずつでも増えて行ってくれていて嬉しく感じます

妹の小梅と杏、そして15歳組の見習いと家族全員で家に入ると

わたしはくみこちゃん達に話しかける


「どうします? 地下1階から6階までが居住区と言うことですが

 希望階層ありますか?」


わたしの問いかけにくみこちゃん達5人も

特に希望がないと言うことを返答してくるのを聞いて

わたしは頭を抱えてしまいました


「うーん…どうしましょ」


そこでくみこちゃんが提案を出してきてくれました


「くじにしませんか?」

「そうだね」

「「「うん」」」


くみこちゃんの言葉にななみちゃんが相づちをすると

他の3人も頷いていたので

わたしもそれに乗ることに決めて1から6の番号を書いた

紙切れを作り…それを箱に入れてかき混ぜてから

みんなで引いて決めました

階層が決まったことで移動することになり

玄関に近い場所にエレベーターが存在しているようで

各自順番に降りていくことになりました

それを見ながら各家族の面々は驚いているようでした


「地下に住むこともびっくりしたけど

 地下へ降りていくのも…こんな箱があるなんて…」

「んだなぁ」

「色々とすごいことばかり目の当たりにしてるよなぁ 俺たち」

「「「「「そうですねぇ」」」」」

「なぁ…句美子 エレベーターの技術もまだまだ普及してないと思うのだが?」

「大きな駅とか…お店にはあるんだったよね」

「そうだな それをこんな簡単に設置している自体に

 びっくりなのだが」

「そこはまぁ…幸正様だからかなぁ ずるしているから いろいろと」

「そ、そっか」


句美子ちゃんのお父さんが顔をひきつりながら言う

確かに色々と驚いてしまいますね

やってることが色々と滅茶苦茶ですし

そうこうして各自、それぞれの階層に降りていき

わたしと妹たちもくじで決まった2階層へ行く


「おねえちゃん ここ そのままの間取りなの?」


小梅が2階層に着いて周りを見ながらわたしに聞いてくる


「そうだよ 地上の家の間取りをそのまま地下へと言う感じだから」

「色々とすごいなぁ…」


とりあえず、わたしはアイテムボックスから二人の荷物を

取り出すと二人の部屋割りを決めて荷物を運んでいく


「「荷物整理は夜にします」」

「じゃあ、台所などを見て回りましょうか」

「「うん」」


3人で台所やお風呂場などを確認していく


「おねえちゃん…お風呂場にあったものって?」


杏が首をかしげて聞いてくる


「それは洗濯機 全自動洗濯機をおいてくれたみたい

 幸正様…そこまで便利を図っていただけるなんて」

「洗濯するためのもの?」

「全自動って…?」


二人が意味がわからないようで聞き返してくる


「洗濯物を入れて操作したら自動でしてくれるものなの」

「「え、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?」」

「驚くのも無理ないね」


わたしはやや苦笑いしつつ答える


「ほんとにいいの? こんなところに住んで?」

「わたしたち…しっかり働かないと悪いよね」

「小梅おねえちゃんの言うとおりだよね」


二人とも目をまるくしつつ言い合ってしまっている


「洗濯機もだけど…台所にあったものは冷蔵庫だよね」

「宣伝番組でもみたよね おねえちゃんどうなの?」


小梅がわたしに聞いてくる


「うん 冷蔵庫 しかも大型みたいだから

 色々入ると思う」

「「………」」


二人とも沈黙してしまったようだ


「二人とも…驚くのも無理ないけど…慣れよう?

 それに…わたしも滅茶苦茶な力を身につけているからね?」

「「そ、そう言えば…」」

「あ そうそう 小梅も杏も植物の知識はあるよね?」

「「うん おねえちゃんが読んでいたもの読んでいるし」」

「なら…あなた達も重宝されると思うから

 覚悟しておいてね」

「「えっ」」

「幸正様 色々 植物 捜して欲しいと言われているから

 わたしだけじゃ足りないの」

「そうなんだ」

「わたしたちも協力出来るところあるんだね」

「うん だから覚悟してね」

「「うん わかった」」


わたしたちは一通り家を見回った後

時間を見つつ荷物整理を行うことにした

小梅達は午後に桜木家の裏庭の地下室7階層へ行って貰うことになっている


荷物整理をしていると

ぼたんちゃんをはじめ、すみれ先輩、かえで先輩の

3人から共用念話が入ってくる

もうすぐ、お昼ということで全員集まって

お昼ご飯食べないかという話だったので承諾して

小梅と杏に話しかける


「小梅ぇ 杏ぅ もうすぐ…お昼だけど

 すみれ先輩達と…いわゆる四聖の4人

 集まって食べないかってことだけどいい?」

「「はい」」

「じゃあ、お昼は地下7階でいいかな?」

「確か…全家族共用で使えるところでしたよね」


小梅が…そう言ってくる


「うん そう そこに4家族集まって

 同い年ぐらいの子達多いと思うから

 今後のためにも顔合わせね」

「「はい」」


こうして…一通り荷物整理を終えると

地下7階へ向かうのでした


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