409話 居住区割り振り
次回は水曜日になります
そしてブクマありがとうございます
その場で30人の侍女達が集まって割り振りを
相談しているのをしばらく待つ
待つこと数分…どうやら決まったようで
代表として蛍が俺たちの前にやってくると
割り振り結果を報告してくる
「決まりました 5軒の割り振りですが
1つは…わたしたち…わたし、唯、のぞみ、あかね、しほ、つばさの
6人でまとめました
残り4軒ですが…すみれさん達四聖をそれぞれ
1軒ずつ入って貰い…見習い達ですが
15歳組はちょうど5人なので、そのまままとめました
さくらさんのところにです
18歳組は6人ですが双子もいますので家族としては5組になりますので
かえでさんのところでまとめます
人数的に1番多い17歳組と1番少ない16歳組で
すみれさんとほたるさんのところで割り振りすることにしました」
どうやら年齢別で基本割り振ったようだった
「わかりました お疲れ様です と言うことで
家の方に移動しましょう 各家の中にエレベーターがありますので
それを使って地下へ降りてください
1階から6階が居住区、7階が5軒の家すべて繋がってますので
30家族での交流の場に使ってください
8階には体育館を作りましたので…小さい子達は
そちらで遊ばせてもいいと思います」
俺が説明をすると…みんな黙りこくってしまう
それを見ながら侍女達は苦笑いを浮かべてしまっていたが
舞菜香の妹の冬美と晴美が俺の説明に首をかしげながら聞いてくる
「「体育館って?」」
「あ そうだね まだ学校自体も義務教育になってなかったね
体育館というのは運動をするための建物のこと」
「そしたら…そこで遊んでいいの?」
「そうだよ そのために作ったから」
俺は冬美の問いかけに答える
「幸正様ぁ 冬美達がごめんなさいですぅ」
舞菜香が申し訳なさそうに言うのを
俺は首を振りながら答える
「大丈夫 体育館のことは説明しないとですし
うーん とりあえず、引っ越しを先にすませて
午後になったら体育館の説明をしますので小さい子は
午後になったら8階…体育館に集合しておいてください
12歳以上の女の子達は引っ越しが終わったら
すぐに…おねえちゃんやお母さん達と一緒に日本に」
俺はそう付け加えると、その場にいた全員が頷く
そして…5軒の前にやってくると
割り振ったメンバー毎に家に入っていくのを見届けると
俺たちはいったん家に戻りつつ
ゆかり様に話しかける
「このあと…葵さんの方に会いに行こうと思います」
「あ そうですね 葵さんには色々と事情を説明しないとですね
わたくしも向かいます」
こうして4人で桜木家の裏庭の地下室7階層へ移動して
葵さんに念話を入れると…すぐにやってきてくれた
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