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407話 舞菜香の家族との会話

次回は金曜日になります

久しぶりにブクマ増えました ありがとうございます

ほどなくして舞菜香達一家が俺たちの前にやってきて

ゆかり様に挨拶をはじめる


「いつも娘がお世話になっております」


舞菜香の父親が頭を深々と下げながらいうと

ゆかり様が慌てるように舞菜香の父親に話しかける


「頭をあげてください」

「そだとも…おら達にとっては…雲の上の人なので」

「今は皇太子妃という立場はひとまず考えなくていいですから」

「はぁ…はい」


ゆかり様の説得で舞菜香の父親は頭を上げると

ゆかり様は舞菜香の方を向いて話しかける


「一家 7人ですね?」

「はいですぅ お父さん 農家だから畑は隣の家に任せて貰いました」

「無理言って悪いわね」

「ゆ、ゆかり様の言いつけだもの…」


ゆかり様が舞菜香の父親に謝ると

舞菜香の父親は顔を青くしつつ手を振って返答をする

舞菜香の父親の反応を見て若干

ひいてしまっている、ゆかり様を見て俺は

助け船というか舞菜香の父親に話しかけることにした


「舞菜香さんのお父さん 舞菜香さんにも面倒かけちゃっているのですが

 お父さんにもこれから面倒かけるかもしれませんが

 よろしくお願いします」

「えっと はい おらでよければだが…おら農家だから

 頭を使うことは苦手だぁ それでもだいじょうぶですか?」


舞菜香の父親が俺を見て答える


「はい しばらく…来年の夏まではいて貰う予定ですし

 ぼくのお父さんと一緒に畑仕事をお願いすることになります」

「畑? どんなものを育てるんだぁ?」

「今のところは…日本で買ってきた種を植えたりですが

 ビニールハウスなども考えています」

「ビニールハウス? ビニールはきいたことあるだとも…高級品だべ?」

「あ まだこの国だと高いのか」


俺はゆかり様達を見ると頷いている


「幸正 サランラップなどもまだ出来てないんですよ?」


ゆかり様が言う


「ビニール自体は一応あると?」

「そうですね 農家の人も名前は聞いたことあるようですが

 ビニールも普及は…まだです」

「なるほど わかりました とりあえず、高級品かどうかはおいときます

 お父さん達として貰うのはビニールハウスを使った

 作物作りです ビニールハウスというのは畑を

 大きなビニールの家みたいなもので覆って

 一定の温度を保たせるものです」

「なるほど 確かに 温度が一定なら育てるのも楽だべなぁ」

「とりあえず、舞菜香さんのお父さんには畑仕事をお願いします」

「わかっただぁ」


ひとまず、舞菜香の父親と会話も終わると

妹たちの紹介に移り12歳の次女に当たる育美が

俺に何か言いたそうにしていた


「あの…幸正様」

「はい?」


育美の呼びかけに育美の方を見て返事をすると

意を決したように育美が俺に話しかけてくる


「舞菜香姉みたいに…わたしも強くなりたい」

「「「「育美?」」」」


舞菜香の両親と祖父母が一斉に育美を見て呼びかける


「育美ちゃん わたしみたいにって…化け物になるの理解してるぅ?」

「舞菜香姉のステータスは確認したからわかるつもり

 それでも強くなりたいって思ったから」

「幸正様ぁ 妹がこんなこと言ってますけど…どうしたらいいのですぅ?」

「指輪与えるのはいいけど…皇室周りに戦力集中してしまうから

 陛下達が色々言われそうです ゆかり様 どうします?」

「そうですね 育美ちゃん…あなた 一度

 幸正や美穂や未来たちの模擬戦を見てみることをお薦めするわ

 その上で…ほんとに化け物になりたいなら…反対はしないですし

 幸正 指輪は所持者だけしか使えないのよね?」

「はい 奪われて悪用される恐れもあるから

 渡した相手を自動登録して登録者だけしか機能しないことに

 設定してます」

「それなら…問題はなさそうね」

「と言うことで…あとで…ぼくたちの模擬戦を見てください

 ぼくたち以外でも見習い侍女さん達の模擬戦でもいいですし

 それを見た上で…こちら側に来たいというなら指輪を渡します

 美海さんや句美子さんのお父さんに渡したものとは違い

 フル機能解放させたものになります」

「はい…あ、ありがとうございます

 舞菜香姉以上にお役に立てるように頑張りますからよろしくお願いします」

「もう 育美ちゃん わたし…そんなに頼りない?」


育美の言葉に落ち込んでしまう舞菜香をみて

俺は舞菜香に声をかける


「舞菜香さんも頑張ってると思います 目立ちたくないのに

 アイドル活動に加わったり宣伝番組も

 ちゃんと出来てるじゃないですか」

「幸正様ぁ ありがとうございますぅ」


そんなこんなで舞菜香達一家との面談が終わる頃に

続々と他の面々もやってくるのだった


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