405話 四聖侍女の妹たち
次回は月曜日になります
俺たちが居間に戻ってきて
くつろごうとしていると、すみれ達四聖侍女4人から
念話連絡が入り俺たちは玄関から出て
すみれ達が到着するのを待つ
ほどなくして…すみれ達4人が瞬間移動で到着してくると
ゆかり様に挨拶をする
「「「「お待たせしました」」」」
「いいえ あなたたちも急で大変だろうし…ご苦労かけるわね」
「「「「いえいえ 仕事ですから」」」」
ゆかり様との挨拶も一段落すると
すみれ達は後ろに待機させていた面々を紹介はじめる
「急な話で実家の方も祖父母も両親も難しいとのことでして
手が空いている妹たちだけ連れてきました
わたしだけじゃなく…かえで、さくら、ぼたんの家も同様です」
「「「申し訳ございません」」」
かえで達も申し訳なさそうに謝るのを見て
ゆかり様は首を振りながら答える
「大丈夫です そもそも、北條、東條、西條、南條の4家は
各地方都市の有力者ですし離れることは出来ないのは仕方ありません
それで…4家あわせて8人ですね?」
「「「「はい」」」」
各家…二人ずつ妹が手が空いていたらしく
合計8人来てくれたみたい
どうやら8人とも12歳から14歳の年齢らしく
来年試験を受けたい14歳の子もいるみたいだった
ゆかり様を前にして緊張している様子で
借りてきた猫のように縮こまっているようだった
俺は…すみれ達に話しかけることにした
「すみれさん達 ちょっといいです?」
「「「「はい?」」」」
「彼女たち…8人…それぞれ各階層にすませるのがいいのか
それとも侍女寮の全員も一度移動した方がいいのか
どっちがいいと思います?」
俺がそう言うと…横にいたゆかり様も話しに混ざる
「言われてみれば…そうですね あなたたち
それぞれ妹と過ごした方がやりやすいと思いませんか?」
「そうですね 妹二人だけで暮らすのは寂しいね
あさがお達はどうしたい?」
すみれが妹の方を見て問いかける
「えっと…家事とかはこなせますけど
おねえちゃんがいてくれる方が安心します わたしも」
すみれの妹のあさがおと呼ばれた子が答えると
他の面々も同様に妹たちに確認をとる
全員…妹たちと住むことで決まったようだ
そうしているうちに次に瞬間移動して
やってきたのは句美子と美海の一家だった
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