401話 学校休み
次回は金曜日になります
朝起きて洗顔等を済ませて食卓に着くと
母親が俺に話しかけてくる
「幸正 今日 あなた 学校休みなさい」
「ん? なにかあったの?」
首をかしげながら母親に聞き返す
「ゆかり様からの命令と言っても差し控えなさそうかな
幸正にして貰いたいことが出来たということです」
「なるほど 了解です もっとも学校行かなくても大して問題ないですが」
「そうね あなたと言い…みほちゃんと言い…二人とも学力自体は
問題ないレベルだものね」
母親が俺を見ながらなんとも言えないような顔をしながら言う
とりあえず、朝ご飯を食べ始めながら
俺は思い出したように由美の方に話しかける
「あ おねえちゃん」
「うん?」
「頼みあるんだけどいい?」
「頼み事?」
由美は食べるのをやめて俺の方を向く
「ケーキ屋さんからプリンアラモードを大量…
200以上?に買ってきてくれないかなと」
「プリンアラモード? なんだって…また?」
由美は頭に???を浮かべながら聞き返してくる
「昨日 撮影中に…すずさんが食べたいと言っていたりして
みほちゃんも…すずさんばかりずるいと言うから
大量にかってきて貰った方がみんな食べれるかなって」
「あー なるほどね みほちゃん すぐやきもちやくもんねぇ」
「すぐ叩いてくるし」
「痛くないでしょ? そんなに」
叩かれることに対して由美が突っ込みを入れてくる
「そりゃあ、ダメージ無効もあるし痛みはそれほどないけど
もう少し…大人しい子になってほしい」
「あはは 幸正くんって…おとなしい系の方が好きなのかな?
たとえば…ひまりちゃんとか?」
「えっと…ひまりお姉ちゃんは好きだけど
それを言うと…おねえちゃんも同じタイプじゃない?」
「言われてみれば…確かにそうね
と言うことは…わたしも好きなのかな? ね?」
「好きだよ いろんな意味で」
「ふーん いろんな意味…詳しく聞かない方がいいよね?」
「出来たら… とりあえず、買いものはよろしく」
「うん わかった 学校帰りに3人でかってくるね」
由美と会話も一段落すると食事に集中して食べ終える
由美も学校に出かけていったようで
俺は時間を見て…ゆかり様に念話を入れる
「おはようございます」
「うん おはよう 美幸から伝わっているわね?」
「はい ぼくにして貰うことがあるという話ですが…」
「とりあえず、未来も休ませたので…もう少ししたら向かいます」
「了解しました」
ゆかり様と念話を終了して二人が来るのを待つことにする
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