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399話 陛下達の会話 番組視聴後

陛下視点です

次回は月曜日になります


ブクマありがとうございます

未来を除く面々を食堂兼会議室に召集させると

わしは3人の顔を見た後で話し始めることにした


「うーむ…番組は見終えたのだが…

 ゆかりよ これを今日の午後に即席でとり終えたというのか?」

「はい 午後にとり終えて夕方6時過ぎから

 見習いの久保響子とともに幸正が編集作業を

 おこなったようです」

「その見習いはなぜにじゃ?」


幸正が作業を行うのはわかるのだが

見習い侍女の一人も加わっていることに首をかしげて聞き直す


「興味があったみたいですね 動画編集等に

 それを受けて幸正が彼女に編集機材を渡して

 手伝って貰ったと言うことです」

「なるほど…うーむ 素人が作ったものにしては

 よく作り込まれているのじゃが…ゆかりや雅仁はどう思った?」

「はい わたくし自身は撮影現場にいましたので

 虹色少女隊 宝石少女隊の11人もよくやったなと思いますね

 慣れていないはずなのに…臆することなく

 撮影をしていた彼女たちもたいしたものだと思います

 また、撮影に当たっては…美穂や未来もカメラモードで

 ビットを飛ばしていたようなので

 複数のカメラでの撮影になっているのか

 シーン毎にアングルも変更してますね」

「うむ そうじゃな これを…月宮のテレビ局の技術でするとなれば

 もっと大がかりになるだろう」

「そうですねぇ 未来達のカメラモードビットも大きいですね」

「見習い達だけじゃなく…各店舗の関係者も

 撮影に協力しているようだが…ゆかり これもか?」


雅仁が各店舗のシーンのところを問いかけてきたようだ


「はい 出演するかどうかは撮影する前に確認しました

 相馬、江藤の両食堂は出演を遠慮したようですが

 桜庭、佐々木さんは快く引き受けてくれましたので」

「「「なるほど」」」

「試食品もおいしそうに食べてくれてるようだが

 各店舗の料理もおいしそうにとれているようだし

 宣伝としては成功だと思うが…これをみた国民が

 来週末…電車でやってくる事態も想定すべきじゃな」


わしは…その想定が当たりかねないと危惧している

これだけ美味そうに撮れているならば

食べてみたいと思う国民も想定以上に増えるだろう

宿の手配や試食品の在庫など気になってしまう


「はい 試食品の在庫も怖いですし

 宿の確保も今から…この都市周辺の宿に

 全部呼びかけておく必要がありますね」

「頼んだぞ 試食品の生産は…どうしたものか」

「明日から…11人はマスコミに引っ張りだこになりそうですし

 それを補う人手をどうするかですね

 日本側のパートさん達も人数多いわけではないですし はぁ」


ゆかりも頭が痛そうにしている様子だが

わしも同様じゃ…これだけの規模で宣伝してしまうと

やってくる国民も増えるだろう

どうしたらいいのか…

わしらが頭を抱えていると…壁際で待機していた

すみれが手をあげて進言許可を取ってきたようだから許可を出す


「今 侍女寮の方から念話で虹色少女隊と宝石少女隊の11人が

 自宅から帰宅してきて…ゆかり様に相談事があると言うことなのですが

 代表者として句美子とひなを呼び寄せてもよろしいでしょうか?」

「わたくしにですか…」


ゆかりがちらっとわしらを見て伺ってきたので頷いて許可を出す


「二人とも至急 ここに来ることを伝えなさい」

「かしこまりました」


しばらくすると堀江句美子と橘ひなの二人が

この部屋にやってくる


「「突然 申し訳ございません」」


二人とも頭を下げながら、わしらに謝罪をしてくる


「楽にしてよい それよりも緊急で相談事じゃろう?」

「「はい」」


二人ともお互いを見た後で

説明は橘ひなが行うことになったようだ


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