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396話 侍女寮の様子

今回は、虹色少女隊や宝石少女隊のメンバー視点ではなく

見習い侍女の中でしっかり者の舞視点になります


次回は月曜日更新になります

先輩方は遅くなるということなので

今日は見習いだけでの夜ご飯になるけれど

きょうこは幸正様と一緒に編集作業のために

残ったのはわかるけれど…ゆりさんとともこさんも

戻ってないようで…他のみんなも

二人のことなにも聞いていないみたいだったし

気になりつつも夜ご飯の支度を進めていた


すると7時過ぎになって

3人とも寮に戻ってきたようなので

わたしは声をかけることにした


「きょうこ ゆりさん ともこさん おかえり」

「あ まい ただいま」

「「ただいま 心配させてしまって…ごめんなさい」」


ゆりさんとともこさんは心配されていたことに気づいて

わたしに謝ってくる


「二人とも…わたしと一緒に編集作業していたから

 まいも…あまり怒らないであげてね」

「そうなのですね 3人とも…お疲れ様」

「先輩 わたしたち ひな先輩達の衣装を考えるの楽しかったし

 幸正様に…その…きょうこ先輩と同じように

 タブレット端末頼んだの」


ゆりさんが、オロオロしながら答えてくる


「そう言えば…幸正様にその件のこと話を持っていこうと

 ひな達と話していたのに…色々ありすぎていて

 話せなかったわ ごめんなさい ふたりとも」


わたしも話を通そうと考えていたのに

話せていなくて…二人とも自分で話を持っていったみたいで

責任感じてしまったので謝ってしまう


「「いえいえ 自分のことなので」」


このあと…3人とも手洗い等をしてから

夜ご飯の支度に加わって作り終えると

全員で食堂で食べ始める

食べながら…ひな達と美海さん達が

落ち着かない感じで…そわそわしている様子だった


「ひな達も美海さん達も落ち着いたら?」

「「「「「「「「「「「う、うん…」」」」」」」」」」」

「もうすぐだよね」


ひなが呟くのをきいて時間を確認する


「そうだね 8時過ぎちゃってるから…もうすぐだね

 すみれ先輩達は…そのために遅くまで…お勤めでしょう

 8時半になったら陛下達全員で番組を見る予定ですし」

「どきどきですぅ お母さんやお父さん 妹たち 驚きそうで」


舞菜香さんもドキドキしている様子で呟いていた

他の面々も似たような感じでドキドキしていると時間になり

わたしたちにも目の前にウインドウが開かれて

幸正様が一人で映っていて説明をはじめている動画が再生される


「きょうこ これ?」


わたしは気になったのできょうこに問いかける


「うん 撮影したよ いきなりウインドウ開かれても

 国民が何のことかわからないでしょうから

 番組を視聴するにあたって基本的な操作を

 幸正様が説明する動画です

 家族全員で一つのウインドウで視聴するというのも可能ですし

 その辺の説明もかねてですね どうします?

 各自でみます? それとも大画面にします?」


きょうこも、わたしたちに問いかけてくると

全員で一つのウインドウを見ようというかたちになり

全員同じ方向を見て大型ウインドウにしてしまったあと

番組を視聴することにした


きょうこがテロップなども入れてくれたようで

なんか色々とすごいなと感じてしまう

美海さん達も恥ずかしそうにしつつも

自分たちの姿を見て嬉しそうだった


でもこれ…国民全員が見ることになるし

美海さん達 有名になっちゃったね ひなたちも…そうだけど

可愛く撮れているし…いい宣伝になったよね

11人ともどうするのだろう?

侍女として続けるのか…それともアイドル活動を

本職にするのか…気になります

ひなとゆうは同期だし…ひなとは幼なじみだから

寂しく感じるけれど

ひながアイドルしたいというなら応援しようと思う


「まいちゃん わたしたち…一度 自宅に戻ってみた方がいいよね?」


わたしが考え事をしていると

ひなが、わたしに話しかけてくる


「自宅に? あ 家族に説明ですね」

「うん お父さん達 驚いていると思うから」

「そうだね ひな達 美海さん達 11人は瞬間移動して自宅に行って

 夜ご飯の後片付けは…わたしたちでするから」

「「「「「「「「「「「あ ありがとうございます」」」」」」」」」」」


11人は9時になると

それぞれの家に瞬間移動をしていくのでした

それを見送りつつ…夜ご飯の後片付けを

わたしたちでしていく


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