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391話 宝石少女隊 撮影 9

次回は水曜日になります


虹色少女隊の面々での撮影話が長くなっていて…すみません

もう少し続きます


丸9ヶ月経ちました

ブックマーク 100人到達しました

一つの目標としてめざしていたことでしたので

ようやくといった感じです ありがとうございます


ひと夏の経験と大切な出逢い(18禁作品)にくらべて

この作品は不人気というのが痛感してますが

投げ出さないで続けますので今後ともよろしくお願いします

紺菱呉服店のスペースに移動すると

それぞれ衣類毎に分担してハンガー掛けやら棚入れやら

せっせと作業を進めていた

俺は銀四郎に声をかけることにする


「銀四郎さん いいです?」


俺の声に振り返り近づいてくる


「はい こちらにやってきたと言うことは撮影ですね?」

「はい 作業はそのままでいいので…撮影開始しても大丈夫ですか?」

「はい 受け答えは俺が担当しますので問題ありません」

「わかりました それでは…ひなさん達も準備は?」

「「大丈夫です」」


担当するのは、ひなとあやめの二人みたいで

二人が返事をしてくる


「それでは…3、2,1 スタート」


俺はカウントをとってからカチンコを鳴らす


「次にやってきたのは…こちらの紺菱呉服店のスペースです」

「すでに洋服や下着などは販売されていますが

 今回は食の祭典という会場なのですが

 出店されています どういった狙いなのでしょう?

 ひな先輩はわかります?」

「うーん 普通に考えると場違いな感じがしますよね」

「はい」

「お店の方に聞いてみましょう?」

「そうですね そちらで作業をしているようですが…」


あやめが向いた方向で

みさき、14歳の姿の芽衣、パートさん達

母親や絵美たちがせっせと作業をしていた

そして…銀四郎も作業をしている振りをしつつ

ひなとあやめがやってきたのを見計らうと

作業をやめて、ひな達の方に近づいてくる


「「こんにちは」」

「はい こんにちは」

「わたしたち、食の祭典の宣伝番組作りをしていて

 撮影しているのですが…お時間よろしいでしょうか?」

「構いません まずは自己紹介します

 紺菱銀四郎と申します 紺菱呉服店の店主です」


ひなが銀四郎に問いかけると

営業スマイルを作りながら銀四郎も受け答えをする


「店主さんなのですね それでは…色々と質問よろしいでしょうか?」

「はい」


ひなが確認すると頷きながら返事をする銀四郎をみたあと

あやめが質問をはじめる


「失礼な質問になりますが…食の祭典で

 服を売っているのは場違いかなと感じまして

 どういう意図があるのか…お聞きしてもよろしいでしょうか?」

「はい 確かにそうですね

 かなり場違い感は…わたくしどもも感じています

 ですが…お客様が多数御来場になられるわけですし

 商機を逃すのももったいないと感じまして

 間借りさせていただくことになりました」

「なるほど」


あやめが納得した言葉を発した後に

ひなが続けて質問をする


「先ほどから作業を見ていますが

 紺菱呉服店で販売されていない洋服の数々だと思うのですが

 あちらの洋服類は?」

「はい…誠に心苦しいのですが…わたくしどもの生産が

 追いついていないので今回は日本から仕入れることにしました

 と言うのも…今回のお祭りは12月ですよね」

「はい」

「ですが…今から冬物を生産しようとしても

 間に合わないのが実情でして…それならば

 日本のツテを使って冬物衣類を大量に仕入れようと

 思い立ったのです」

「なるほど…見て回ってもよろしいでしょうか?」

「はい」


ひなが一言断りを入れつつ作業をしている様子を

見て回ることを言うと3人で見て回ることになった

もちろんカメラは、ひなたちの周りに飛んでいて撮影は続いている


「あたたかそうな服がいっぱいですね」

「そうですね 技術的にも見習うものばかりでして

 今後の研究材料にも考えております」

「日本の洋服類は種類も豊富で目移りもしそうですよね」

「スカートも色々あるようですし

 それ以外にも暖かそうなものいっぱいですよねぇ」


見渡しながら感想を言うひなとあやめ


「一応は各種2000から5000着ほど

 仕入れはしていますが在庫分だけになりますので

 あらかじめ、ご了承ください」

「その辺は仕方ないことだと思いますから

 ご来店の方々も…ご理解お願いしますね」


ひなも追加で言う


「来年の夏に行われる食の祭典のほうでは

 わたくしどもが生産した夏・秋物衣類を販売する予定ですので

 そのときはよろしくお願いします」

「はい そうですね 今 さらっと店主さんが口にしましたが

 今回の食の祭典は小規模で首都圏にすんでいる方のみしか

 距離的にも時間的にも訪れることが難しいと思いますので

 来年の夏に西の街から西にある広大な土地に

 大がかりな会場を今、国で建設中です

 今回 食べたくても食べに行けないよーという方

 いっぱいいらっしゃると思いますから

 来年の夏に楽しみにしていてください」

「ちなみに…来年の方は各地から西の街へ

 交通機関も整理していますし

 それ以外でも…幸正様が移動用の転移ゲートを

 各地に作るような計画もしていますので

 今回、ご来場が難しい方でも

 来年夏の方は大丈夫だと思いますので楽しみにしてください」


銀四郎の爆弾発言にひなとあやめが

慌てることなく補足を言いつつ話を進める


「も、もしかして…失言してしまいました?」


銀四郎が俺たちを見ながら問いかけるとひなが対応する


「大丈夫です 来年の予定の話は

 関係者のみしか知られていませんでしたが

 店主さんが言われたとおり来年の夏に

 大がかりな食の祭典を予定していますから

 これをご覧のなられた方は…楽しみに待っていてください」

「はぁ…あ、ありがとうございます

 わたくしどもの…お店でも来年に向けて生産を

 狂化していくつもりですし

 今回の冬物衣類に関しては…在庫だけになることは

 申し訳ございませんが…ご理解をお願いします」


銀四郎が再び頭を下げる


「品揃えも豊富ですし…節度ある買いものを

 していただけるなら…簡単に在庫切れには

 ならないと思います」

「そうですね というわけで作業の邪魔しちゃ悪いので

 この辺で…お暇しましょう? ひな先輩」

「はい 店主さん 今回はありがとうございます」

「いえいえ わたくしどもも宣伝して頂けて助かります

 御来場を一同お待ちしております」

「「以上をもちまして紺菱呉服店のスペースの紹介を終了します」」

「次は…ゆうちゃんとひろみちゃんが電化製品展示スペースの

 紹介に移ります ゆうちゃん ひろみちゃん よろしくお願いします」


最後はひなが締めくくる

それをみてカチンコを鳴らして撮影を終了させる


「おつかれさまです」

「「「はい」」」

「あの…先ほどの失言は?」


銀四郎が俺に問いかけてくる


「問題ないです どこかのタイミングで告知はしないとでしたし

 特に問題ないと思います

 ひなさん あやめさんもフォローありがとうございます」

「「いえいえ」」

「次はゆうちゃん達の番だね」


ひながゆうを見て言う


「そうだね みた限りだと…冷蔵庫と電気コンロと

 ホットプレートが展示されているようですが

 どうしましょう?」


ゆうが電化製品の展示スペースをみながら

考え込むように言う


少しでも面白いと思って頂けましたら、評価をお願いします

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ブックマークも頂けると非常に喜びますので、是非宜しくお願い致します


良ければ、感想もお待ちしております


評価や、ブックマーク、いいね等、執筆する上で

非常に大きなモチベーションとなっております


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