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389話 宝石少女隊 撮影 7

次回は金曜日になります

並べられていく瓶などをみながらひなが拓郎さんに質問をはじめる


「いろいろな種類があるようですが…これら全部お酒なのですよね?」

「はい 日本で売られている…お酒ですが

 日本が発祥というわけでもないですね」

「と言うと…日本以外の国のお酒が色々あると言うことなのですね」

「そうです こちらの国の…月宮酒ですか」

「はい 月宮酒です」

「その月宮酒と日本酒はほぼ一緒ですので

 日本酒に関しては月宮酒でいいだろうと思い

 月宮酒を用意することにします」

「なるほど…それ以外の…お酒についてですが

 どれがなんなのか…順にお聞きしていっても?」

「はい ひなさんは、お酒飲まれますか?」

「わたしですか…飲んだことありませんので…

 どうしましょう?」

「この場に来ている方で…飲んでみたいという方

 どなたかいませんか?」


拓郎さんが辺りを見ながら問いかけると

光月倉之助さんや太一が興味深く近づいてくる


「太一さんと光月さん…出演しても?」


ひなも確認のために二人に問いかけると

二人とも頷く


「それでは…わたしにかわりまして

 太一さんと光月さんに試飲をお願いすることにしますね

 お二方 よろしくお願いします」

「「よろしくお願いします」」


カメラアングルを調整しつつ

全員が映るようにアングルを移動する

挨拶が終わると拓郎さんがコップを取りだす


「まずはビールから…ビールは大麦などが原材料となるもので

 日本の場合はキンキンに冷やしてから飲むのが一般的です」


拓郎さんがそう説明をしたあとビール瓶の蓋を

栓抜きで開けたあとにコップに注いでいく


「黄金色なのですね しかも泡がすごいです」


ひながビールを見ながら感想を呟く

拓郎さんが2つのコップに注ぎ終えると

それを太一と光月さんに手渡す


「「いただきます」」


二人が一言言ったあともらい受けると

コップを見たり、香りを確認したりしたあとに

意を決して「ごくごく」と飲み始める


「「ごくごくっ…っはぁ」」


コップの1/3程度を飲み終えたあと

二人とも大きく目を開いてコップを見返して感想を口にする


「冷たくて…炭酸の刺激もすごいが

 苦みもあるけど…これがビールというものか」

「月宮酒とは違った味わいだが…これはこれで癖になるわ」


そんな二人をカメラにしっかりと

おさめながら俺はひなにアイコンタクトをする


「苦みがあるようですが…二人の表情を伺うだけでも

 お酒好きの方は興味が持たれると思いますね

 あ でも お酒を飲むならば

 会場には車で来るのは…ご遠慮ください

 飲酒を前提に…お越しになる場合は

 自分で運転をするのはだめですよ? 事故の元ですからね?」


ひなもアイドルというものがなんなのか

勉強しているみたいで…こういうあざとく言い回しをすることも

考えているようだった


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