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385話 宝石少女隊 撮影 3

炙りはおいしいですよね


次回は水曜日に更新予定となってます

桜庭料亭の店舗スペースにカメラアングルを移動して

あやめに声をかける


「あやめさん 準備出来ました?」

「はい いつでも」


あやめが返事を返してくると

そこで夢子と太一が、あやめに話しかけてくる


「あやめさん 俺ならインタビュー形式でも大丈夫なので」

「太一さんがこう言ってるけど…あやめさんどうします?」


あやめは太一と夢子の方を見てから返事を返すようだった


「はい ご質問に答えていただける方が

 わたしとしても助かりますのでありがとうございます」

「そう言うことで…幸正くん いい?」


夢子が俺の方に最終確認をしてきたので頷く


「それじゃ、3人ともOKですか?」

「「「はい」」」


3人とも準備出来たようなのでカチンコを鳴らして撮影スタートする


「はい ゆう先輩からバトンを受け取りました あやめです

 こちらでは桜庭料亭のスペースとなっています

 今日は桜庭さんの娘さんである夢子さんと

 料理人さんの太一さんにもお越しになられていますので

 お二人に質問をさせていただきながら紹介をしていきます

 お二人方 よろしくお願いします」


あやめが二人に頭を下げる


「「よろしくお願いします」」

「まず、桜庭料亭と言えば有名な高級料亭なのは

 わたしも存じ上げていますが今回はどのような料理を

 ご提供予定なのでしょうか?」


あやめが夢子にマイクを向けながら質問する


「はい 今回、わたくしどもがご提供させていだくのは

 こちらの料理になります」


そう言うと太一が握り寿司を机の上に

皿に載せながら並べていく


「こちらは…なんていう料理なのでしょうか?」

「握り寿司と言います まだまだ料理人達も慣れていませんし

 うまく握られていない場合もございますが

 ご覧の通り…お刺身をご飯の上に載せて握ったものになります」


夢子が説明をし終えたのを見計らってカメラアングルを

握り寿司に移動しつつ寿司を一通り映していく


「見たところ…まぐろ、えび、いか、たこ、かに…でしょうか?」

「はい まぐろは赤身、中トロ、大トロの3種類にくわえて

 大トロの表面を火で炙った炙りも追加しています

 えびは生のものと茹でたものの2種類です

 いかとたこは数秒ほど熱湯に通したものになります

 かには生のかにの足の部分を使っています

 よろしければ…ご試食ください」


夢子が試食を促すとあやめは箸で炙りを持つ

そこに太一が小皿に醤油を入れて、あやめの目の前に持ってくる


「太一さん ありがとうございます いただきます」


醤油をつけてから口に運ぶあやめ

カメラアングルもそれにあわせて顔の方に移動する

あやめはおいしそうに食べる


「火で炙ったものもとってもおいしいです

 こんなおいしいもの…ぜひ、会場に足を運んでいただいてほしいですね」

「はい 遠くの人は難しいと思いますが

 食の祭典に…お越しになられない場合も

 わたくしどものお店でも食べることは可能ですので

 ぜひ、ご来店をお待ちしております」

「他のも…おいしそうですが…食べ過ぎると…体型に影響しそうなので

 あとで…今、撮影をしている方々と一緒にいただくことにします

 夢子さん 太一さん ありがとうございました」

「「いえいえ」」


夢子も太一も営業スマイルを作りながら応対する


「次は…ひろみちゃんへバトンをお渡ししますね」


あやめが言い終えたのを見てカチンコを鳴らして撮影を終了させる


「お疲れ様でした あやめさんも夢子先輩も」

「「はい」」

「それにしても…炙り…おいしかったぁ」


あやめが幸せそうに呟く


「炙りは人気高そうですよね」


あやめを見ながら夢子も手応えを感じている見たいに言う


「お嬢様も…家の宣伝うまく出来ていましたよね」

「一応ね 跡取りですし…太一さん達には大変だろうけど

 当日はがんばってくださいね」

「はい ただ、寿司専門店も作るべきだと感じますね」

「そうですねぇ 握り寿司を専門にしたい人は

 独立を支援することを…お父様にも提案しましょうか」

「喜ぶものもいると思います」


太一と夢子は…お店のことを話しているようだった


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