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383話 宝石少女隊 撮影 1

撮影準備が出来たのを確認してから俺はカチンコをカチッと鳴らす


「はい くみこちゃん達、虹色少女隊からバトンを受け取りましたので

 ここからは、わたしたちが担当しますね

 まずは自己紹介から…わたしたちも皇室侍女見習いとして

 活動をしていますが今回の食の祭典では

 くみこちゃん達と同様に宣伝活動を担当させていただいてます」


ここまでは4人全員にカメラアングルにあわせて撮影し

個別字の自己紹介に切り替わるタイミングで

アングルをひなに移動する


「はじめに…わたしからいきますね

 橘ひなと言います 18歳です

 イメージカラーは黄色で金剛石をイメージしてます

 よろしくお願いします

 次はゆうちゃんです」


ひながゆうを見ながらバトンを渡す

それにあわせてカメラアングルをゆうへ移動する


「はい ひなちゃんから受け取りました 斎藤ゆうです

 18歳です イメージカラーは緑で翠玉をイメージしてます

 よろしくお願いします

 つぎはひろみちゃんへ渡しますね」


それに合わせてアングルをひろみへ移動する


「ゆう先輩からバトンを受け取りました

 工藤ひろみです 17歳ですので

 ひな先輩、ゆう先輩の一つ下になります

 イメージカラーは赤色で紅玉をイメージしてます

 よろしくお願いします

 最後は…あやめちゃん おねがいね」


アングルをあやめに移動する


「最後は、わたし…菊池あやめです

 ひろみちゃんと同じく17歳です

 わたしのイメージカラーは青色で蒼玉をイメージしてます

 よろしくお願いします

 4人とも宝石をイメージしています」


そこで、あやめがひなをみると

アングルをひなへ移動させる


「世界4大宝石と言われている

 金剛石 別名ではダイヤモンド

 翠玉 別名ではエメラルド

 蒼玉 別名ではサファイア

 紅玉 別名ではルビーということで

 わたしたちのグループ名は…(せーの)」

「「「「宝石少女隊です よろしくお願いします」」」」


ひなが終了合図を俺にアイコンタクトしてきたので

カチンコを鳴らして撮影を終了させる


「自己紹介シーン OKです

 きょうこさん 4人の自己紹介の時に

 それぞれの宝石も表示お願い出来ます?」

「はい そうですね」


きょうこはテキパキとタブレットで動画編集を行う


「さて、各店舗の紹介シーンになりますが…どうします?」


ひなたち4人に確認すると

4人で相談して、ひなが最後に俺に答えてくる


「わたしが居酒屋さん

 ゆうちゃんが食堂 あやめちゃんが料亭

 ひろみちゃんが和菓子屋さんとパン屋さん

 洋服がわたしとあやめちゃん

 電化製品がゆうちゃんとひろみちゃんになります

 それで…提案なのですが

 お店の人にインタビューするのはどうでしょうか?」


ひなの提案を聞いて、相馬さん達は青ざめながら首を横に振る


「さ、さすすがに全国民に放送する番組に

 出演するのは勇気がいります」


相馬食堂の店主さんが言うと

江藤食堂の店主さんや太一さん、光月倉之助さん達も頷いていた


「ひなさん 見ての通りだから…ひなさん達が

 紹介するかたちで…」

「はい いい案だと思ったんだけど…わかりました」


ひなが残念そうに言う


「あ わしなら問題ないぞ」


そこに拓郎さんがひなに語りかける


「えっと…居酒屋さんの紹介だけインタビューで問題なしですか?」

「あぁ…それにメニューが色々 こっちの世界にないものが多いし

 わしも紹介する方がいいと思ってな」

「ありがとうございます 拓郎さん」


ひなは嬉しそうに拓郎に言う


「紹介する順番はどうします? 最後はひなさんと拓郎さんにして…」


俺がそう言うと拓郎さんが頷く


「食堂、お寿司、牛肉まんとアップルパイの順番でいいと思います」


ゆうが答えてきたので…あやめとひろみも頷いて同意すると

順番も決まったようで次の撮影に取りかかる準備に入る


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