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372話 一方、宝石少女隊は

ひな視点です

同時刻、侍女寮の地下室 もう一つの大部屋でも

わたし、あやめちゃん、ひろみちゃん、ゆうちゃんの宝石少女隊の面々が集まっていた

それにくわえて…まいちゃんとゆかちゃんも…その場にいてくれた


「明日の午後は料理作りがお休みになったけど

 ひな達は動画撮影なんでしょ」


まいちゃんが言うと4人とも頷く


「みなみちゃん達と決めたけど…わたしたちは

 各店舗の紹介をする予定」

「拓郎さん達の居酒屋、相馬さんや江藤さんの食堂」

「桜庭さんの料亭と」

「和菓子屋さんとパン屋さんだね」


わたしがいうと言葉にあやめちゃん、ひろみちゃん、ゆうちゃんが続く


「あと…洋服と家電展示の紹介もあるけどどうしよう?」


ひろみちゃんが残り2つのことを気になって呟くと

まいちゃんが…わたしとゆうちゃんを見ながら


「あなたたちが紹介するか…それとも二人ずつわかれて

 紹介したらいいじゃない?」

「あ…そっかぁ」

「言われてみれば」

「「うん」」

「ひな先輩どうします?」


あやめちゃんがわたしに聞いてきたので


「18歳と17歳にわかれるか…それとも混合でわかれるか…だね」

「それなら…わたしとひな先輩、ひろみちゃんとゆう先輩でいいんじゃない?

 前衛後衛というかたちにもなるけれど」


あやめちゃんが提案すると…ゆうちゃん達も

これと言って案も思いつかなかったらしくて…それに賛成したみたい


「それで…明日はステージ衣装に変身でいいよね?」

「「「うん」」」


そう…衣装のデザインを考えてくれたのは

ともこちゃんとゆりちゃんだった

二人とも衣装作りにも興味があるみたいな雰囲気だったけど

幸正様に二人の趣味のこと伝えた方がいいよね


「ともこちゃん達には感謝しないとね」

「そうだよね」

「わたしたちだけだったら…どんな衣装にしたらいいか思いつかなかったもん」

「みなみちゃん達はセーラー服だったから

 それにあわせて…わたしたちはブレザータイプ?にしてくれたみたいだけど

 襟元につけるリボンは各種宝石に沿ったかたちになってるよね

 ブレザーは全員同じ色…白系でスカートだけ

 それぞれの色にあわせたチェック柄のブリーフスカート?みたいだね」


わたしがそう言いながら衣装を思い浮かべる


「日本では学校の服みたいだよね」


ひろみちゃんが言う


「わたしたちの年齢は…まだ学生みたいですね」


ゆかちゃんが付け加えて言うと

ゆうちゃんがウインドウを開いてみているようだった


「ひまりさんたちの制服もブレザーでしたよね」


まいちゃんが…呟くと全員頷いていた


「こっちの世界だと15歳になれば…働かなきゃならなくなっちゃうから」

「そうね」

「結婚も日本はおそいらしいよね」

「みたいだよね」

「でも、わたしたちも結婚出来るのかな」


ゆうちゃんの呟きに…わたしが相づちすると

まいちゃん、ゆかちゃん、ひろみちゃんが続く

ひろみちゃんの呟きにはドキッとしてしまう

唯先輩達も…まだだし…すみれ先輩達もそう

この仕事に就いてる人って…結婚出来ないの?と

不安になっちゃうのもわかる気がする


「そ、その前に…好きな人作らないと?」


わたしが言うと…みんな苦笑いしてしまいながら頷きます


「それで…誰がどこを紹介します?」


ひろみちゃんが言ってくる


「うーん 相馬さんところはマグロ丼や海鮮丼、餃子、牛丼だったよね」

「「「「「うん」」」」」


まいちゃんが確認すると全員頷く


「桜庭さんところは…握り寿司みたいね」

「和菓子屋さんとパン屋さんは…確か牛肉まんとアップルパイで」

「拓郎さんは…お酒と色々食べもの」


ゆうちゃん、あやめちゃん、ひろみちゃんが続けて言う


「担当したいところある?」


わたしが聞くと…全員とくにないようで

結局、くじ引きで決めることになり決まったのは

わたしが居酒屋、ゆうちゃんが食堂、あやめちゃんが料亭

ひろみちゃんが和菓子屋さんとパン屋さんの紹介をすることになった

それと洋服は…わたしとあやめちゃんで

電化製品をゆうちゃんとひろみちゃんが紹介することになった

一通り決まったあと…歌と踊りの練習を始める

まいちゃんとゆかちゃんも加わっているので

6人ユニットの歌を覚えてしまってる


「まいちゃん ゆかちゃん ステージに立たない?」

「「うーん」」

「フォーメーションが6人の方がしやすいし」

「そうね」

「目立たないように歌うときだけにするけどいい?」


まいちゃんが頷くと…ゆかちゃんが続けて言う


「「「「ありがと」」」」


二人とも引き受けてくれたのはありがたかった


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