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369話 告知番組制作

俺は美海達の方をむいて話を始める


「残り2週間きりましたし…告知しないといけないのですが

 この国の技術力では…まだまだ新聞広告が中心です」

「そうですね」


ひなが俺の言葉に頷きながら相づちをする


「テレビやラジオも普及しているとは言えませんし

 一般人にはまだまだ情報伝達速度は遅いと思うのです」

「確かに…そうですね」

「そこで…」


俺が具体的な案を言おうとしたときに

美海達が手をポンッと叩いて「あっ、そうか」と口にすると

俺は美海の方を向く


「話してもよろしいでしょうか?」


話の腰を折るかたちだったのを気にして美海が遠慮がちに聞いてくる


「うん」

「申し訳ございません つい…」

「大丈夫です 続けてください」

「はい こないだの反月宮の騒動でも国民に向けて

 映像投影をしていましたので…それを今回もやろうと言うことですね?」


美海の言葉に他の面々も頷きながら同意見とアピールをしている


「当たりです」

「「「「「「「「やった」」」」」」」」


予想どおりと言わんばかりに口に出してしまう11人

気にせず話を続けることにして


「ただ、今回はリアルタイム……映像を生で投影するのではなくて

 あらかじめ動画を撮影して…それを決まった時間帯に投影するかたちにします」

「「「「「「「「なるほど…」」」」」」」」

「それで…ここが大事なんですが…やりたいですか?

 無理矢理はしたくないので…美海さん達がやりたいかどうか

 聞いてからに決めます」

「もし、わたしたちが嫌と言ったら…どうするおつもりだったのです?」


ひなが…そこで真剣な顔でといかけてくる


「そうですね みほちゃん達に頼んでいたかもしれないかな

 変身したあとの姿で」

「美穂様達に………みなみちゃん達するんだよね?」


ひなが美海達を見て問いかけると


「「もちろんですっ」」

「「「「「はい」」」」」


7人が元気に答える


「もちろん、7人揃ってのユニット衣装でするつもりですから」


美海が続けて言う


「あやめちゃん達 わたしたちもいい?」

「「「うん」」」


どうやら…ひなたち4人もやってくれるみたいだった


「両ユニットともありがとうございます

 で、試食用の料理の紹介と各店舗の紹介などを

 だいたい30分半ぐらいの長さの番組で作りたいのだけど…いい?」

「「「「「「「「はい」」」」」」」」

「ひな先輩達は各店舗の紹介お願いします

 わたしたちは7人なので7種類の料理紹介 ひとりずつします」

「わかったわ」


11人みんなやる気になっているのを見ていた

ゆかり様もホッとした様子で彼女たちを見ながら


「彼女たち 侍女よりも別の仕事を頼む方が良さそうね」

「かもしれないですね 今回の広告がうまく行けば

 企業も使ってくれるでしょうし?」

「そうですね 若いし可愛いし広告塔にはむいてるからね」

「はい とりあえず、動画は明日以降ですね?」

「わたくしも立ち会いますので…」

「はい」


ゆかり様も動画撮影に立ち会うようだ

動画のことも決まって美海たちと母親達は仕事に戻っていく

しばらく待っていると葵さんがやってくる


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