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366話 会場いじり 1

翌日…学校を終えて家で美穂達と昼ご飯を食べた後

美穂が俺に話しかけてくる


「月曜日だから61階層?」

「あ ぼくは会場に行くから…素材狩りはみほちゃん達に任せる」

「会場? 昨日 下見したのに今日も?」


美穂が首をかしげながら聞いてくる


「舞台の設置とか各店舗の調理場やカウンターなどの設置とか

 色々いじらないと…」

「そっか…会社の人たちに任せても時間かかりそうだもんね」

「うん だから…ぼくの能力でサクッと片付けちゃった方が手っ取り早いかなと」

「わかった おねえちゃんやめいちゃん達が来たら

 わたしたちはダンジョンに行くね」

「任せるね ミアさんも」

「はい」


俺は家から出て瞬間移動で会場に移動する

会場に入ると大人の人たちがいろいろやっているみたいだが

無視して俺は俺の仕事をすませることにした


まず、入口から入って正面からまっすぐ向こう側の方に移動して行き

体育館を思い浮かべながら舞台を設置していき

両サイドに倉庫部屋を作り部屋の壁から1メートルぐらい離して

舞台から両サイドにスロープを作る

それと幕をつけていき客席からみえない部分から両サイドの倉庫へ

繋がる入口を作っていく

倉庫の中にはしごを作りそこから上に上がれるようにする


「これでよし…次はこの部屋の壁際 2階にあたるところを

 幅2メートルぐらいでいいか…」


舞台の両端の倉庫から上がっていき壁際に通路を作る

体育館のそれだ


「そのつぎは…」


天井に暖房と灯の共用の電灯兼暖房を等間隔に配置していく

電力は魔力充電にしておくことにする


俺が次々といじっていると…その場にいた工事関係者の責任者が近づいてきて

俺に話しかけてきたので一礼をしつつ

その人の方に顔を向ける


「えーと…幸正様 先ほどからなにを?」

「はい まずは、舞台の設置 当日…その舞台の上で

 歌って貰う予定の子達が二組いますので」


俺は舞台の方を指を差す


「………こんな短時間に?」


驚くのも無理はないとは思う


「あと2週間しかないので…工事でするのは時間的に無理があると思ったので」

「はぁ…確かにそうですね」

「来年夏の方は…お任せしますので舞台とかも参考にしてください」

「来年夏…会場は建設中ですが…あそこにも舞台を?」

「はい 歌って踊る子たちがいるので…それと…天井には暖房と電灯です」

「あ…それは理解出来ました

 さすがにこの広さだと…暖房をどうするか頭を抱えていました」

「12月ですし…寒いので暖房は必要ですから」

「はい そうですね それで…動力源はどうなっているのです?」

「動力源は入り口付近の壁にスイッチとあわせて

 魔力充電を行うようにしました」

「なるほど…」

「このあと…舞台用の照明などを取り付けていきます」

「それにしても…なにからなにまで…あっという間なんですね」

「本当は…こういう仕事も業者の人にまわすべきですし

 仕事を奪ってしまって申し訳ないなとは思うのです」

「まぁ…今回のは時間的に色々と無理があるわけでしたから

 こちらとしても助かってます

 それでは…わたしは…他に仕事がございますので」


責任者の人が俺に頭を下げながら向こうに行くのを見送りつつ

舞台の照明などを月々と設置していく


「ふぅ…舞台周りは…終わった」


次の作業に取りかかることにした


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