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365話 当日のメニューの話 2

「相馬さんと江藤さんは…」


俺がそう言いかけると

相馬食堂の店主さんと江藤食堂の店主さんがお互いの

顔を見てから相馬食堂の店主さんが口を開く


「マグロ丼、海鮮丼、ねぎとろ丼

 江藤さんの方で牛丼になります」

「はい こちらは牛丼だけになってしまうのですが」


二人がそう答える


「マグロ丼などは簡単なのでいいとして餃子はどうします?」

「餃子は…手間がかかりますが…ある方が

 お客さんには喜ばれそうですね」


相馬食堂の店主さんが答えると

江藤食堂の店主さんが不安そうに口を開く


「こちらは作り方がわかってないのですが…」

「はい なので…食の祭典が始まる週は

 餃子作りもして貰いたいのですが…お店休むのは無理ですか?」


俺がそう答えると江藤食堂の店主さんも相馬食堂の店主さんも考え込む


「お昼時は休みたくないので営業しますが

 夕ご飯前の時間なら…可能だと思います」


江藤食堂の店主さんが先に言うと相馬食堂の店主さんも同意する


「午後はぼくたちもダンジョン行くの休みにしますので…」

「「ありがとうございます」」

「おねえちゃん達は期末テスト期間もそろそろだよね」


由美達を見ながら聞いてみると3人とも頷く


「なので…勉強優先で」

「「「うん」」」


次は…光月堂と白井パン屋さんの方をみて


「アップルパイや牛肉まん…他にも作ります?」

「手間もかかるので…牛肉まんだけにします」

「同じく…アップルパイだけでも大変ですので…一品だけにします」

「わかりました えっと…お菓子作りということで

 かえでさんに…」

「はい」

「すみれさんやさくらさんも…どこかに」

「はい それで…わたしは…かえでさんと一緒にします」


最初にすみれが答えるとさくらのほうは

相馬食堂の店主さんたちをみながら


「わたしは餃子や牛丼の具など手伝うことにします」

「「ありがとうございます」」


ホッとする相馬食堂の店主さんたち


「あと…確認しなきゃならないことは…紺菱呉服店のほう」


俺が呟くと銀四郎が話しかけてくる


「期間中は全国から従業員を動員して貰う予定になってます」

「というと…めいちゃんが…送り迎え?」

「うん その予定」

「一人で大変じゃない?」

「あ お母さんも瞬間移動可能ですから二手に分かれる予定です」

「足りなかったら…当日 誰か移動要員つけるとかしてください

 ぼくもみほちゃんも可能ですし」

「そうだよ 手伝うから」

「ありがとう」

「あ さちこおねえちゃん 古着などは共通アイテムボックスでしたよね?」

「うん」

「めいちゃんがとりだし可能なら…来週の木曜日辺りに

 洋服を会場にハンガーかけしません?」

「うん 前日だけで間に合うのかどうか不安ですけど」

「水曜木曜は?」

「作業に加わるから わたしも」

「わたくしも」

「わたしも…3時半過ぎからだけど」


美穂を皮切りに未来と夢子も手伝うといってくる


「みほちゃん 未来様 夢子先輩ありがとう」


残っているのは電化製品の展示だが

ゆかり様達の方を見る


「電化製品はどうします?」

「それはこちらでやるわ 会社に任せればいいと思うから」

「わかりました 現時点だと冷蔵庫の他には?」

「そうね 電気コンロとホットプレート どちらも似たような技術なので

 発売もすぐ出来るといわれているわね

 オーブンも同じく」

「掃除機、洗濯機は来年になるような見通しだ

 ほかは…暖房器具は…近いうちに出来る様子だな」


ゆかり様と殿下が答えてくる


「各企業も色々依頼しすぎていて…大変だろうけど

 ありがたいことです」

「そうね 特に冷蔵庫などは生活が変わるので

 早めに普及させたいわね」


ゆかり様がいうと殿下が頷き


「最初は高額になるから…お金持ちしか手に入らないだろうが」

「普及価格帯に落ちてくるのを促進させたいわね」

「うむ」


二人の会話を聞きながら俺も同感と思うのだった


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