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364話 当日のメニューの話 1

家に戻り俺は確認事項を順にしていくことにした

まずは拓郎と美沙に話しかける


「拓郎さん 美沙さん 食の祭典は金土日になると思うのですが

 出すことが可能なメニューは何種類です?」


俺の問いに拓郎が腕を組みながら考え込みつつ


「とりあえずは…揚げ物や焼き魚、ハンバーグは可能だろう

 おつまみも日本から買ってくればいいとして

 さすがに…ラーメンは無理だから出来ないが

 ナポリタンなら可能だ」

「そうすると…唐揚げや焼き鳥、焼き魚…魚は日本で

 適当に…お任せします 定番はシャケの塩焼き?」

「そうだな ごく普通の居酒屋メニューにしておくとするけど

 あ、お酒はどうします?」

「お酒ですか…殿下、ゆかり様」


俺は殿下の方を見る


「月宮酒はこちらで用意するので…それ以外を頼みたい」


殿下がそう答えると拓郎が一礼をしつつ


「かしこまりました ビール ウイスキー ワイン辺りを

 用意することにします」

「助かる」


拓郎と殿下の会話が終わるのを待ってから

ぼたんに声をかける


「ぼたんさん」

「はい?」

「出来れば…ぼたんさんは拓郎さんのところ助っ人に」

「あ…はい 料理も色々ありますから手が足りなくなりますね」

「はい あと 美海さん達とひなさん達以外で

 空いてる人にも…お願いしたい」

「かしこまりました」

「あ…そうそう…」


俺は忘れていたという感じに口を開く


「拓郎さん 各料理の価格設定ですが」

「日本円で表示するのはまずいのはわかっている」

「うん それで…月宮文と日本円の価値をみると

 100文が150円程度らしいので

 日本円の1.5倍の価格設定で…」

「わかった 売上はどうします?」

「売上は…拓郎さん達がこれからこっちの世界で使うときに

 使ってください 殿下達もこれで問題ありませんか?」

「うむ」

「ないわ 出来るなら…こちらの世界でも居酒屋経営

 して貰いたいくらいだけど」


ゆかり様はさらっと…要求を言う


「考えさせてください」


拓郎もまんざらでもなさそうに返答をする

居酒屋のことが決まると次に夢子達を見る


「桜庭さん達は…何々予定します?」


俺の問いかけに夢子は自分の隣にいた父親を見る


「そうですね 唐揚げ等の揚げ物は佐々木さんに…お任せするので

 こちらでは…まだまだ日本の職人さんに比べれば

 うまく出来ませんが…にぎり寿司を」

「お寿司ですか…わかりました

 可能なものは…まぐろ数種類とタコ、イカ、えび、蟹ですか?」

「はい その予定です」

「握れる職人さんは?」

「こちらで雇っている料理人はだいたい可能です」

「そうすると…たりるのですね」

「はい 期間中は料亭は閉める予定ですので」

「「感謝」」


ゆかり様と殿下が桜庭料亭の店主さんに言う


「お、おそれ多いです…わたくしどもも

 今回の行事は大事なものと考えておりますので」


桜庭料亭の店主さんが殿下とゆかり様に慌てて言う

俺は一手が足りてると言うことを聞いたので


「桜庭さん達が人手足りてることなので

 めいちゃんは洋服の方でいいのかな」

「幸正くん もしかして…足りてなかったら…わたしににぎり寿司?」

「うん 作れるって聞いていたから」

「料理スキルの恩恵だから…ね?」

「うん」


桜庭料亭のこともだいたい決まったので

次は相馬さんと江藤さんの方を向く


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