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《超長編》 異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
冬の食の祭典に向けて

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366/512

363話 ひなたちのユニット名

ひな視点です

「どうしよう…どうしよう…どうしよう…どうしよう」


会場の下見を終えて侍女寮に戻ると

食堂に座り込みながら悲鳴のように声を出してしまう

それをみて…まいちゃんとゆかちゃんが「ふぅ…」とため息をつきながら

わたしに話しかけてくる


「ねぇ ひな 落ち着いたら?」

「慌ててる理由はわかりますが…深呼吸して」


二人に言われて深呼吸をしたあと

あやめちゃん、ひろみちゃん、ゆうちゃんをみる

3人とも同様に慌てている様子だった

わたしたち4人を見ながら…ゆかちゃんが話を始める


「食の祭典まで2週間きってますし

 そろそろグループ名を決めないと…と慌てているのですよね?」

「「「「うん」」」」

「ゆかちゃん 何かいい案ない?」


わたしは…しっかり者のゆかちゃんにすがるように問いかけると

困ったように再びため息をつきつつも提案を出してきてくれる


「まず、あなたたち4人は赤・青・黄・緑がそれぞれの色ですよね?」

「「「「うん」」」」

「それを元にネットで調べてみるのはどうです?」

「うん やってみる」


わたしたちはネット検索をして

4色で思い浮かべるものを検索して見る


「アニメのキャラクターとか多いみたい」

「そうだねぇ」

「さすがにアニメの名前は…こちらの人にはなじみがないよね」

「うん カタカナはあるけれど…なじみが薄いものね」


わたしたちは検索しながら呟いていた


「あっ…面白そうなものある」


ゆうちゃんが声を上げると…ゆかちゃんがゆうちゃんをみる


「これ…おねえちゃん これどう?」


ゆうちゃんがゆかちゃんにウインドウを見せながらいう

二人は…そう言えば双子の姉妹だったね

ゆかちゃんはアイドル活動に興味なさそうだったけど

練習は見学していたようで振り付けも覚えているみたいだったけど


「世界4大宝石ですか…赤のルビー、青のサファイア」

「黄色のダイヤモンド…緑のエメラルドね

 そしてダイヤモンド…が宝石では1番価値の高いものだから

 ひなちゃん…リーダーなんだからあってるでしょ?」


ゆうちゃんの言葉に目をぱちくりさせながら「えっ?」と驚いていると

まいちゃんがあきれ顔になりながらわたしに話しかけてくる


「あのね? ひな?」

「うん?」

「ひなやりたいって言って…3人を誘ったのよね?」

「それは…うん そうでした」

「だったら…あなたが…このチームの主将でしょう?

 しっかりしなさい」

「うん…」


まいちゃんとは幼なじみでもあるから昔から

わたしのダメなところを注意して貰うこと多かった

わたしたちもそうだけど

ゆかちゃん、ゆうちゃんという姉妹二人とも

皇室の侍女見習いというエリート職業に受かっているのもすごい話だよね

狭き門のはずなのに?


わたしが、ふと考えていると…あやめちゃんが呟いてきました


「みなみちゃん達が虹色少女隊だから宝石少女隊というのはどうかなぁ?」

「「「「「宝石少女隊」」」」」


わたしたちもその言葉を復唱する


「おそれ多いけれど…いい名前だよね」


ひろみちゃんがいうと…わたしとゆうちゃんもコクコクと頷く


「ゆかちゃん…頼みあるけどいい?」

「うん? まいちゃんどうしたの?」


まいちゃんがゆかちゃんに突然、話しかけると

きょとんとしつつ…まいちゃんの方を見て返事をする


「この場にいない人の中で…洋服とか絵に描いている子いたよね?」

「そう言えば…うん 趣味で絵を描いてるね

 確か…ともこさんと…ゆりさんもだったかな」

「あの子達…あまり他人と関わり合わないみたいだから

 わたしもよく知らないけれど…せっかくだから

 ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドを

 イメージしたアイドル衣装の描いて貰えないか聞いてみてくれない?」

「うん わかったわ 二人のところに行くね」

「「「ゆかちゃん ありがと」」」

「おねえちゃんありがと」


ゆかちゃんが出て行くのを見送りながら

わたしたちは地下室に向かうのでした

もちろん、まいちゃんもついてきてくれています


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