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354話 模擬戦

地下1階へ移動して…美穂達4人は更衣室で変身して

準備運動を始めながら俺に話しかけてくる


「ゆきくんは見てるだけ?」

「うん みてるだけにしようと思う」

「そっか レベル制限はどうする?」


美穂が他3人に問いかけると「「「30ぐらいで」」」と

3人とも答えるのを聞いて俺はレベル制限設定を操作する


健二とかおりは今からなにがはじまるのか…緊張した様子で

俺の横に座りながらみるようだった

美海達の方はと言うと…全員、動きやすい服装へ変身したようだが


「美海さん達…いつの間に?」

「はい この地下室でもシャワールームがあるようだったので

 そちらの方で変身しました」

「なるほど 全員…ジャージにしているのは理由あるの?」


見事に上がTシャツで下がジャージというかたちだった


「えっと…わたしたち 踊りや歌の練習しているとき

 この服装にして練習していたのですが

 それを見学していた先輩方も動きやすそうってことで

 みんな…ジャージ姿になってるみたいです

 指輪の機能で服装は…自由に変えること出来るみたいですから」

「そうだね 服装はイメージ出来れば変更出来るようにしてあるから うん」

「わたしたちも加わってもよろしいでしょうか?」


美海が美穂達にうかがうと「「「「はい」」」」と

頷きながら美穂達も承諾する


総勢24人の大乱戦ということで

健二とかおりはどうしたらいいのかわからず

俺と一緒に邪魔にならない場所まで移動する


「武器はビットだけにする?」


美穂が提案すると未来達も頷きながら


「そうですね」

「武器 持ってない人もいますし…公平に」

「そうだよね」

「ひなさん達…それでいいです?」

「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」

「ビットから魔法を放出して身体に当たった人から脱落でどう?」


美穂がルールも提案すると全員異論なしで頷く

そして美穂が俺に向かって


「ゆきくーん 15分で」

「わかった」


俺はタイマーをセットしながら大きな声で聞こえるように

「はじめ」と言うと…それぞれが動き回りながらビットを飛ばす


横で見ている健二とかおりは…目の前で繰り広げられている光景に

青ざめながらも、じっと見学している

しばらく見学していた健二達が俺に話しかけてくる


「あのぉ…目で追うのもやっとというレベルなのですが」

「いつもこんな練習しているのです? 未来様達」

「そうですね ダンジョンでは練習にならないから

 こんな風に乱戦をやっている感じですね」

「「そ、そうですか…」」

「今日は見習いの侍女さん達もいるから使用武器も制限して

 当てっこ…と言うかたちのゲームになってますけど

 それでも…あれだけ死角からの攻撃をよけるのは

 大変でしょうから…みほちゃんたちもそうだけど

 美海さん達もいい練習になってると思います」

「後ろから攻撃されているのに見ないでよけるなんて…」

「なんか色々すごすぎて…なんて言ったらいいかわからないです」


健二もかおりも困惑気味に返事をする

それが普通の反応であるから俺は二人に「気にしなくていいから」という


「「はぁ…」」

「それにしても…脱落者もまだ出てないというのも

 見習いの侍女さん達もすごいですね」


健二が脱落者0をみて呟く


「そうですね あれだけ人が多いから当たっても不思議ないと思うけど

 みんな よけるのうまいですね」


俺は美海達を見ながら感想を言う

彼女たちも紙一重でよけている感じだった

おどおどしているイメージがあった

すずや舞菜香も脱落してないで続けているのは

予想外だったけれど…二人とも歌も踊りも頑張ってるのかな


そうして15分間ぶっ通しで動きまくった24人とも

汗びっしょりになりながら俺たちの近くに戻ってくる


「えっと…その…美海さん達…その…」


俺は美海達の姿を見ながら赤くなっていると

美穂が頭を叩いてくる


「ゆきくん」

「うぐ だって…汗で透けているのがみえていると」

「「ばかっ」」


美穂だけでなく未来も頭を叩いてくる


「美海達もシャワーあびてきてください」

「「「「「「「「「「あ…はい」」」」」」」」」」


未来が美海達にシャワーをあびるように伝えると

美海達も自分たちの胸元を確認して気づいたようで

シャワールームへ移動するのだった

美穂達も同様に移動してシャワーをあびるようだ

24人とも移動して行ったあとで

かおりが健二にも注意していた


「健二もみていたでしょ?」

「え…は、はい…」

「男の子って…あー言うの好きなの?」

「その…ご、ごめん」

「ふぅ…許してあげる」

「ありがとう」


健二とかおりのやりとりを見ながら健二に同情してしまいつつも

自分も気をつけないと美穂や未来に叩かれるなぁって

思いながら美穂達が戻ってくるのを待つのだった


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