353話 ミートソース 2
353話抜けてました すみません
割り込みで追加しました
355話は月曜日に投稿します
ミートソースを食べていると…向こうから芽衣もやってきて未来の隣に座る
「めいちゃんも色々と…お疲れ様」
さっきまで芽衣は色々と料理の手伝いをしていたので
一言…そう口にする
「ううん おねえちゃん達もしていたし…
それはそうと…煮卵もチャーシューもおいしく出来ててよかったね」
「「「うん」」」
「チャーシューは柔らかったね」
「そうですね 柔らかい上に脂身も所々にありましたね」
美穂と未来がそう感想を言う
「とんかつより作りやすいけど…あの作り方は
この世界でもありそうな気がするんだけどね」
「確かに…難しいことしてませんよね
作り方…確認してみたけれど表面を焼いたあとで
煮込むだけですものね 崩れないようにたこ糸で巻いてるようですが」
「どこかで作ってそうだよね」
「「「うん」」」
「ミートソースの方もおいしいね」
「「「うん」」」
芽衣が食べながら感想を言うと俺たちも頷く
ある程度食べ進んだあと…芽衣が俺を見つめながら
何か言いたそうにしているから「どうしたの?」と聞いてみる
「さっき さちこおねえちゃんとひまりおねえちゃんにからかわれたよね」
「うん…」
「幸正くんって…えっちだよね?」
「それは…否定出来ないから…うん」
「わたしも気になったかなぁ…」
「なにを? みほちゃんたちと同じで怒ってる?」
「なによ?」
美穂の名前を口にしたら美穂が頬を膨らませながら
また頭を叩いてくる
「う…たたかないで」
「ふんっ」
「お、怒ってないから…みほちゃんも落ち着いて」
「うん」
「気になったのは…どんな色が好きなのかなって」
「えっ? めいちゃん…」
「「えっ」」
美穂も未来も驚いて芽衣を見る
「みほちゃんも未来様も基本的にパーソナルカラーだよね」
「「うん」」
「わたしもそうだけど…幸正くんは実際
何色が好きなのかなぁって気になっただけ
見せたいとかは…考えてないから」
芽衣も慌ててそう言う
「ぼくの好きな色? 薄めの色なら…」
「そうなんだぁ」
「わたしたちは基本的に薄めだったね」
「そうでしたね」
「殿下もいるから…これ以上…話していると…」
「お父様は気にしないでいいかと」
「未来よ ずいぶんな言い草だな 親としては
そういう話は…まだ早いと言いたいのだが」
「ごめんなさい 心配しないでも大丈夫です
ゆきくん 手を出してくることもないので」
「う…みくちゃん その言い方 ひどい」
「実際 手を出そうとしませんよね?」
「それはそうだけど… まだ7歳だもん」
「「「ですね」」」
こんな会話をしながら食べ終えた後
後片付けなどをすませると俺たちは地下1階へ移動する
メンバーは俺、未来、美穂、芽衣、あやこにくわえて
見習い侍女20人、健二とかおり
由美、ひまり、さちこは由美の部屋でテスト勉強をする
母親達は地上に戻り…くつろぐようだった
殿下は…というと…皇室に戻るみたいで
すみれ達も皇室について行くようだった
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