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352話 ミートソース

ミートソース作りをしていた、ひまり達がやってくると

俺の前にしゃがみながら目線を合わせる


「あの…しゃがむのはいいけど…目の前でしゃがまれると その…」


俺が言いよどむと横にいた美穂が頭を叩いてくる


「いたっ…うぐぅ…すぐ叩く」

「ゆきくんっ ひまりおねえちゃんのスカートの中みてるでしょ?」

「だから…しゃがまれると…みほちゃん怒るから」


俺が涙目になりながらひまり達に言うと

微笑みながら俺を見て


「幸正くん やっぱり…みちゃうんだよね」

「ほらね 言った通りでしょ 幸正くん こういうのすきっぽいし」


どうやら…さちこがからかうために仕掛けたらしい

二人ともシンプルな白いパンティだったけど…俺としては好きな部類だった

と…こんなこと考えていたら美穂がまた叩いてくる

美穂だけでなく未来も叩いてきた


「みくちゃんまで?」

「ゆきくん 今 何を考えていたのです?」


と言いながら思い切り睨んでくる


「ご、ごめんなさい…そ、それで…ミートソース」

「もう…都合悪いと逃げるのですね そうやって

 それはそうとして…ひまりおねえちゃん さちこおねえちゃん

 そのくらいにしてください」

「うん そうだね 幸正くん 好きな部類だった?」

「聞かせて欲しいかな?」

「えっと…言ったら怒られる」


俺は美穂と未来を見ながら言う


「「ふふっ」」

「さて…からかうのはこれくらいにするね

 ミートソースは出来たよ パスタゆで始めていいと思う」

「おねえちゃん達 お疲れ様」

「「お疲れ様」」

「「ううん わたしたちもラーメン食べるね」」

「うん」


ひまりとさちこがぼたん達からラーメンを受け取り食べ始めているなか

手の空いてる面々でパスタを茹で始める

順次、茹で終えると皿に盛り付けミートソースをかけて

まずは殿下とミアさんの前にぼたんが置いていく


「先週、ぼたん達が作ったナポリタンとは違う種類か」

「はい 今日はミートソースというもので

 牛挽肉とトマト、赤ワイン、玉ねぎなどで作られています」

「牛挽肉はブラックホーンか?」

「はい」

「赤ワインも料理に使っているのか」

「そうですね 月宮酒も料理に使いますから

 ワインを使う料理もあっても不思議ないと思います」

「確かに…」


殿下は箸を使って一口食べる


「すずっ…………甘さもあるな

 トマトの酸味よりも肉の甘味の方が感じるようだ

 麺の方もナポリタンを食べたときも感じたが

 パスタは硬めなんだな」

「おいしいでしょうか?」

「うむ ソースもうまいし…麺も先週食べたのと

 それほど違いがないと思う」


それを聞いた…かおりは安堵の表情を浮かべながら「よかった」と呟いていた


殿下の感想を聞き終えると…俺は、ぼたんに話しかける


「うまく出来たようで…よかったです

 ぼくは…普通盛りで」

「かしこまりました 未来様と美穂様は?」

「わたしは普通…より少なめに」

「わたくしも少なめで…お願いします」

「かしこまりました」


ぼたんが俺たち3人の注文を受けると向こうに行き

手が空いている人と一緒に皿に盛り付けていき

近くにいた…句美子と一緒に3人分の皿を持って戻ってきて

目の前に置いていく

俺は…ついでに句美子に話しかける


「句美子さん ラーメンはどうでした?」

「はい おいしかったです」

「よかったです」

「あ 幸正様 わたしたち15歳組に16歳の二人の先輩を

 くわえてもよろしいでしょうか?」

「アイドルユニットとしてですか?」

「はい 7人ユニットとして…」

「その辺は…句美子さん達の考えだから口出ししません

 その二人の見習い侍女さん達のパーソナルカラーと

 句美子さん達と同じ武器というかマイクというか

 わたさないとですが」

「そう言えば…そうですね

 午後…お時間ありますでしょうか?」

「午後は…みくちゃん みほちゃん

 健二さん達…バトルロイヤル見学したいといっていたからいい?」

「うん」

「はい 句美子さん達もみますか?」

「はい 出来たら…わたしたちも模擬戦に参加しても?」

「構いません」

「ありがとうございます」


句美子と会話も一段落するとミートソースを食べ始めることにする


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