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341話 下準備

翌朝 朝ご飯を食べた後で52階層に行き

暴れ大猪を狩って戻ってきて母親に話しかける


「お母さん 洗い物とか終わったら地下の調理場に来て」

「健二くん達は10時ぐらいじゃないの?

 あと2時間近くあるけど…なにかするの?」


母親が時間を見ながら首をかしげながら言う


「先にチャーシューを準備しておこうと思って」

「なるほどね チャーシューはラーメンの定番の具材だものね」

「うん」

「わかったわ あと少ししたら向かうから」

「ぼくは先に…おねえちゃんと向かってるから」

「うん」


母親と会話を終えて由美に話しかける


「おねえちゃん チャーシュー作りするから」

「うん わかった あと…海苔とかネギとかラーメンに必要なものは

 アイテムボックスに入れておくね」

「ありがと パスタの方は…ミートソース辺りがいい?

 たらこスパゲティは…たらこがないし…明太子だと辛くなるし」

「そうだね ミートソースが無難かも」

「じゃ、ミートソースと…ラーメンは醤油?」


由美が考え込む仕草を撮りながら


「うーん 醤油ダレと味噌ダレを用意しておくのはどう?

 ラーメン屋さんだとどんぶりにタレを入れて、そのあとでスープをいれるよね」

「うん それで味が変わるんだよね」

「そんな感じよね 確か わたしがネットで必要な調味料調べるから

 幸正くんは鍋の準備とかして」

「わかった」


由美と二人で地下へ降りていき大鍋を用意する


「チャーシューも醤油、みりん、生姜、ニンニク、酒、砂糖だから

 醤油ダレと似たようなものだよね」

「そうよね そのまま使うと脂っこくなるから 別に用意しましょ」

「わかった」


二人で準備していると母親も降りてきて


「おまたせ」

「お母さん 暴れ大猪のブロック肉をたこ糸で縦横に編み目巻きして」

「うん 形を整えるためと均等に火を通すためだったわね」


母親に暴れ大猪のブロック肉を2、3個わたす

それを受け取った母親はたこ糸で巻いたあと強火で表面を焼いていく

焼き終えたものを俺に渡してくる


母親から焼き終えた暴れ大猪のブロック肉を受け取ると

鍋にブロック肉を入れて弱火で煮込んでいく

隣では由美も醤油ベースのタレと味噌ベースのタレを作っていた

基本的な材料は同じで醤油ベースは醤油多めにして

味噌ベースは醤油を少なめに味噌を入れていくかたちをとってるようだ


俺たちが作業をしていると美穂とミアさん、絵美も地下室にやってくる


「「おはよう」」

「美幸さん おはようございます」


3人が声をかけてくると俺たちは振り向いて挨拶をする


「「「おはよういらっしゃい」」」

「手伝うことある?」


美穂が俺たちを見て聞いてくると母親が考えながら答える


「そうね 煮卵作ってくれるかしら?」

「「はい」」


美穂と絵美さんが返事をしたあと煮卵作りにとりかかってくれる

そうこうしているうちに…10時ちょっと前になると

俺は時間を見て美穂達にいう


「みんな来るだろうから上に行ってるね」

「うん わたしたちはこのまま…作業しているから」


美穂がそう言うと母親達も頷く

それを見てから俺は玄関に向かって待つことにした


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