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339話 毎日の報連相

未来視点です

毎日のように食事兼報告のために部屋に向かい

席に着くと…お爺様がわたくしを見て話しかけてきます


「未来よ 今週は比較的、大人しかったと思うが

 今日もあやつはなにも起こさなかったのか?」


そう言えば…そうでしたね

今週は、これと言って大きな騒動もなかったですし

毎日ダンジョンで素材と食材を集めていた程度でした


「はい 今日もとくには…ですが 明智のところに行ってきました」


わたくしは念のために動画撮影を動かしていたので

明智のところで何をしていたのかを動画再生しながら

お爺様方に説明を行います


「ご覧の通り…2種類のホットプレートの使用テストを行いました

 電気式はダイヤルを回すタイプのものでスイッチを入れて

 ダイヤルを時計回りに回して火力の調節を行います

 魔法術式型は…電気式に比べると…ややめんどくさい感じです

 00から99の数字を設定するのですが

 2桁の数字ですが各桁は0~9まで設定するかたちで

 数字を上下で回転させて動かしていくタイプです」

「「「「なるほど」」」」

「簡単な方は電気式になりそうじゃな」

「そう思いますね 術式で作らなくても問題ないですし これは」


お爺様とお母様がそれぞれ感想を口にします


「製造コストとしても電気式がやすいだろう」


お父様もコスト面で電気式の方が安いと指摘してます

術式は…まだまだ開発コストがかかる技術ですから仕方ありません


「家電会社には電気式を量産するように指示した方がよいじゃろう」

「えぇ…」

「週明けに指示を出しておきます」


お父様が指示を週明けにすると答えて

ホットプレートの報告が一段落をすると、わたくしはアイテムボックスから

ホットケーキを人数分足りだして…傍にいた侍女に

配るのを任せることにします


彼女たちがホットケーキを配り終えると

お母様が真っ先に口を開きました


「ホットプレートのテストで作ったホットケーキですか」

「はい かなり多めに作りましたのでアイテムボックスに入れておきました」


お爺様方かホットケーキをナイフで切りながら食べ始めます


「ハチミツは甘いが…ホットケーキ本体は思ったほど甘くないのじゃな」

「そのようですね 感じとしては…どら焼きの皮に近いと思います」

「えぇ…あずきを載せても…おいしいと思うわね」

「作り方も動画を見る限り…手間もないみたいだな

 ただ、ホットケーキミックスとは?」


お爺様、お母様、お婆様、お父様とそれぞれ順番に感想を言ってます


「ホットケーキミックスというのは…ホットケーキを作るために

 小麦粉の他、砂糖、膨らまし粉(イースト菌というものですが)

 などなどを配合したものです

 これらを全部用意すると手間もかかりますから

 こういう商品があるのです」

「なるほど ホットプレートが普及してくれば

 ホットケーキミックスなども売れそうだな

 子どもがいる家庭では…こういうのがあると

 おやつとしても受け入れやすいだろう」


お父様がわたくしの回答を聞きながら口にしました


「他にもホットプレートがあれば簡単な料理も

 外でも出来そうじゃな」

「そうですね ただ、電気式だと近くにコンセントがあるところじゃなければ

 使いにくいですね」

「うむ…その場合の魔法術式型も必要じゃな」

「はい 魔力を配給すれば動きますから」

「うむ 他にも家電を色々作らせているわけじゃし

 この周辺の会社だけじゃなく地方の会社にも任せるべきじゃな?」

「そうですね 地方の人にも働いて貰うことにしましょう」


お爺様とお母様がこういう会話をしてました

この周辺にある会社だけだと手一杯になってるのが確かにあります

ゆきくんが色々と注文した電化製品だけでも

会社の人たちは大変でしょう

全国で色々と働ける場所が増えれば

働きたくても職がない人たちにも救いの手だと思います


こんな感じで夕食と報告が終わると

わたくしは部屋に戻る際に近くに居た侍女に

ぼたん達に部屋に来るように伝えます

念話で会話すれば楽と言えば楽ですが

よんで貰うことにしました


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