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336話 ホットケーキ作り

美穂視点です

久しぶりかな 美穂の視点は

わたしたち6人でホットケーキ作りを始めると

さちこおねえちゃんとひまりおねえちゃんがアイテムボックスから

ホットケーキミックスやら卵、牛乳、砂糖などをとりだしていました


「ひまりおねえちゃん…このホットケーキミックスって

 日本だと…こういうのも売っているんですね」


わたしはホットケーキミックスの袋を眺めながら

ひまりおねえちゃんに話しかけていた


「うん 便利だよね 小麦粉だけでなくて必要な粉類

 膨らむようにベーキングパウダーも入っているし」


そう言いながら…ひまりおねえちゃんは

ウインドウでホットケーキミックスの詳細を表示してくれる


「こういう配合も研究材料ですね」


おねえちゃんはウインドウを見ながら呟いてます

きっと…どこかの会社に持っていくんだろうなと思います

ホットケーキミックスをボウルにあけて

牛乳、卵、砂糖を加えてダマにならないように混ぜていきます

この作業は6人それぞれボウルを用意して作ることにしました

一通り下準備が終えるとホットプレートの電源を入れます

電気式はダイヤル式で温度調節をするタイプになっていて

魔法術式型の方は2桁の数字

00から99まで手動設定して術式の魔法威力を

調整するかたちになってます


「ホットプレートは…中ぐらいの火力がいいかな」


ひまりおねえちゃんが火力調節をしていきます


「ひまりおねえちゃん 魔法術式型だと40ぐらいから50?」

「パワーレベル 1辺りでどれくらいの火力なのかわからないから

 少しずつあげていきましょ」

「うん わかった」


電気式と魔法術式型どちらもマーガリンを

プレートの上に一欠片載せていき

火力調節をしながらマーガリンを溶かして

プレートまんべんなく塗っていきます


「40ぐらいで同じくらいかも」


わたしは横にある電気式を見比べながら言う


「そうたね あ 明智のおじいちゃん」


ひまりおねえちゃんが明智のおじいちゃんに声をかけてます


「うん? どうしたんじゃ?」


呼ばれた明智のおじいちゃんがひまりおねえちゃんを見る


「もし、技術的に出来るならプレート温度もわかるように

 して貰えると料理する側としては助かります」

「ふむふむ…なるほど 温度計測器…」


明智のおじいちゃんがメモをとってます


「ひまりおねえちゃん 向こうの世界なら温度計測も出来るね

 体温計などもサーモグラフィーで計測出来るようになってるし」


ゆきくんがひまりおねえちゃんに話しかけてます


「うん そうだよね 火力調節も色々便利だもんね」

「うん 技術的にどこまで可能かはわからないけど

 気になった点は爺さんに伝える方がよさそう」

「うん」


ひまりおねえちゃんが頷きながら

ホットプレートの様子を見ています


「さて、焼いていきましょ」

「「「「「うん」」」」」


ひまりおねえちゃんの言葉を受けて

わたしたちは順番にホットケーキを焼いていきます

焦げないように気をつけながら

蓋を閉めてしばらく待って蓋を取って

表面がブツブツになったのを見てからひっくり返します

この辺の作業は料理スキルの影響なのか

特に問題なくみんなこなしていました

そんなこんなで…人数分以上焼き終えると

皿に一枚ずつ盛り付けていき上にマーガリンを載せて

ハチミツをたっぷりとかけたら完成です


「みんな 焦げずに焼けてよかった」

「「「うん」」」

「「失敗もしてないと思うし味も大丈夫かなぁ」」


さちこおねえちゃんとひまりおねえちゃんは

ちょっと不安そうに呟いてました

出来上がったホットケーキを机の上に並べていき

食べることにしました


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