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335話 明智の爺さんとの会話

美穂達が何か作る相談をしている間

俺は爺さんと英雄と話をすることにした


「バトルアーマーや飛行機の件は時間かかりそうです?」

「そうじゃの…とくに飛行機は時間かかるだろう

 むしろ飛空艇の方が先にできそうじゃな」

「飛行機技術は0からですしね

 それに比べれば造船技術と重力コントロール術式を組み込んだ

 ミスリル合金を使った船なら…と言ったところですか」

「うむ 問題は合金を作る時間と

 造船にかかる時間もそれなりにかかるだろうから

 いくら急いでも試作品は来年後半になるじゃろうて」


製造時間もかかるのは当然だし

焦っても仕方ないことなので、来年まで待っていよう

俺が爺さんの話を聞いて…こう考えていると

爺さんが話を続ける


「バトルアーマーの方じゃが…」

「はい」

「どういう造形にするかとか鎧作りの専門職にも

 話を聞きながら作らなければならない」

「そうですね 鎧作りを専門にしている人の意見がないと

 先に進まないわけですし」

「それも…来年からがよさそうじゃと思う」

「あれもこれも急いでするよりは…そうですね」

「そのときは…嬢ちゃん達も借りたいのだが?」

「さちこおねえちゃんですか…本人に聞いてみて下さい」

「わかった あと…空中で移動するためには

 ロボットアニメを見る限りだと火も使われているようじゃが

 さすがに危険じゃろう」

「はい 風魔法で進行方向の反対側に風を放出するのが

 無難かと思います」

「その線で構想を考えることにする」


爺さんがメモをとりながら考えている様子だった

俺たちがこんな会話をしているうちに美穂達が作るものを決めたようだった


「ゆきくん ホットケーキにするから」

「うん 出来上がるの待ってるね」

「「「「うん」」」」


美穂達が向こうで変身してホットケーキ作りに取りかかるようだ

美穂達の様子をしばらく眺めていることにして美穂達の方を向く


ひまり、さちこもアイテムボックスからエプロンをとりだして

身につけたようだった


「さちこおねえちゃん…エプロン用意してたの?」


俺は思わずさちこに…そう問いかけてしまうと

さちこはちょっと頬を膨らませながら俺を見て返事を返す


「わたしだって…エプロンぐらい持ってます

 そりゃあ、料理得意じゃないけどさ」

「ごめんなさい」

「ねぇ ゆきまさくんって…料理出来る子がいいの?」


謝る俺の顔を見ながら問いかけてくるさちこを

見返して…どう答えたらいいのか困ってしまう


「えっと…」

「答えるの困るのかなぁ わたしのエプロン姿どうかな?」


薄めのピンクで桜の花をモチーフにした飾りが

ワンポイントについていてシンプルな感じのエプロンだった


「かわいいですよ シンプルだし ぼくとしては好き」


俺がそう答えると美穂が後ろから頭を叩いてくる


「いたっ…また叩く」


俺は振り返りながら美穂を見る


「いま さちこおねえちゃんかわいいっていった」

「可愛い子に可愛いっていってわるいの?」

「悪いの!!」

「むぅ…みほちゃん 怒らないでよ」

「わたしたちも褒めてよね」


頬を膨らませながら要求する美穂を見て

内心…ため息をつくものも美穂達も褒めることにした


「みんな可愛いから…みほちゃん みくちゃん めいちゃんは

 料理するときの服装はおなじみだけど

 あやこさんも…みほちゃん達にあわせた感じ?」

「はい わたしは水色にしました ワンピースとエプロンは

 みほちゃん達と同じ感じにイメージして」

「ひまりおねえちゃんは?」

「わたしは家にあったものをアイテムボックスにいれていただけ」

「そうなのね」


ひまりのも派手なエプロンではなくてシンプルなものだった


「ホットケーキ すぐ作るから待ってて」


美穂が俺にそう言うと

6人で分担してテキパキと作り始める

ひまりがウインドウを開きながら作り方を見せている


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