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333話 唯達とダンジョンへ

俺たちは桜木家の裏庭の地下室7階層に戻ってきて

時間を確認する


「2時半…だね お父さん達はどうするの?」

「ん? あ…畑仕事に戻るよ 宗人もいいよな?」

「あぁ」

「わかった 唯さん達は?」


俺は唯さん達の方をみて言う


「特に決めてないですね 今日はごちそうさまでした」


唯さんが頭を下げながら…お礼を言うと

他の5人も同じように「ごちそうさまでした」と頭を下げてくる

俺は照れながら「いえいえ」としつつ話を続ける


「予定がないなら…ダンジョンに行きませんか?

 唯さん達はレベルは?」

「わたしたちは…レベル10もないですね」

「「「「「はい 戦闘要員でもないですし」」」」」

「美海さん達は月曜日にすみれさんたちとあげたみたいですけど

 どうします?」


昨日の念話で…美海達のレベル上げのことは聞いていたので

それを含めてきいてみた


「そう言えば…あの子達 そうだったわね」


蛍さんが思い出したように言う


「唯 幸正様のお言葉に甘えた方がよくない?」


続けて…のぞみさんも唯さんに提案する


「幸正様達がよろしければ…ぜひ」

「みくちゃんたちもいい?」

「「「「うん」」」」


そこで美穂が俺に話しかけてくる


「ゆきくん ニードルビットだけじゃ…今後のこと考えたら

 足りないんじゃないの?

 唯さん達 魚とかも獲るつもりなんだよね?」


唯さん達を見る美穂


「あ はい 水の階層とか色々と捜してみたいというのもありますし

 海の方も探索してみたい…と言うのも…わいてきました」


唯さんが答えると5人とも頷く


「ただ、わたしたち全員 後衛タイプだから…その」


不安げに続けて唯さんが言う


「ゆみおねえちゃんの武器に聖魔法を追加したらよくない?」


美穂が俺に提案する


「そうだね エールバトンに浄化、除菌、除毒を使えようにすればいいね

 バトンより…侍女さん達だから…なにがいいのかな」


チアリーダーでもないからバトンだとおかしい

侍女さん達にあったものにした方がいいと思った


「それでしたら…時計などにして貰えたら

 たすかるのですが」


唯さんが遠慮がちに頼んでくるのを聞いて


「わかりました 腕時計タイプにしますね」


基本性能はエールバトンに聖魔法も追加させたものにする

シンプルなデザインで目立ちにくいタイプの腕時計を6つ作っていく

それを一人ずつ手渡ししていくと唯さん達は腕に取り付けていく

準備が終わったところで俺たちは向こうの世界に戻り

父親と宗人は畑仕事にいき

それ以外の面々はは55階層に向かう

3時半過ぎからは由美、さちこ、ひまりもやってきて

5時近くまで55階層の他

60階層 56階層 54階層 52階層と

各種…食材や素材などを集めることになった

終わる頃には唯さん達も…十分強くなっているみたいで

俺たちに感謝しながら侍女寮に戻っていくのだった


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