331話 唯達と日本へ 2
俺たちは桜木家の裏庭の地下室7階層へ移動して行くと
母親達が思い思いに食事をとっていた
俺たちの姿を見て母親が声をかけてきて
「これから行ってくるのね あなた はい これ お金」
父親にアイテムボックスから日本円をとりだして
財布に入れて渡してくる
「ありがと」
「そちらの方々が…すみれさん達の先輩方?」
「「「「「「はい 今日はお世話になります」」」」」」
母親が唯さん達を見て口にすると
唯さん達もお辞儀をしながら挨拶を交わしていた
「好きなもの食べてきてくださいね」
母親が唯さん達を見ながら微笑んで言う
「それで…唯さん達 なに食べたいです?」
俺は唯さん達に食べたいものを聞く
それによって行くところも違ってくるから
食べたいものを聞かないと行き場所も決まらない
「「「「「「そういえば…まだ行く場所決まってなかったわ」」」」」」
「唯…どうする?」
「そうね 日曜日に…お土産で色々と貰ったもの食べたし」
「たこ焼き お好み焼き ドーナッツ クレープ
他にも色々あったよねぇ」
「「「「「えぇ」」」」」
蛍さんが唯さんに問いかけると唯さんが日曜日のことを口にする
それを聞いてのぞみさんが食べたものを指折り数えながら言って
みんな頷いていた
「お寿司も気になるし」
「うなぎも気になりますね みなみと句美子が食べたみたいだけど
話を聞いてみるとおいしそうでしたよね」
お寿司のことを言った、しほさんにたいして
あかねさんが向こうで食事をしながらウインドウでアイドルの動画をみている
美海の方を向いてうなぎのことを言う
それを聞いて唯さん達は美海の方を向いて
「あの子達…食事しながら動画見てるのは
お行儀悪いですわ」
蛍さんが怒りながら口にする
「蛍 叱るのは夜にして…今はどこに行くか決めないと」
唯さんが蛍さんに言う
「お寿司とうなぎ…どっちも食べたい」
つばささんが…そんなことを口にする
「「それはさすがに…」」
唯さんと蛍さんが俺や父親達の方を見て顔色をうかがってくる
「お父さん うな重食べて お寿司は持ち帰り出来る場所で買うでいい?」
「そうだな それが無難そうだな 宗人や未来様達もいいです?」
宗人達も頷いて同意してくると決まりのようで
それを見て唯さん達は申し訳なさそうにお礼を言ってくる
行き場所が決まったようなので出発ことにする
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