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328話 美海達の武器

美海達の方に向き話を始めようとするところで

ゲートから未来、芽衣、あやこもやってくる


「「「こんにちは」」」


3人が挨拶をするとパートさん達はそちらの方を向いて


「こんにちは、これまた可愛い子達だこと」

「えっと ここで働いていただく方々でしょうか?」


未来がパートさん達にそう問いかけると

全員頷きながら「今日からお世話になります」という


「こちらこそ、わたくしたちの世界の催し物のために

 ありがとうございます」


丁寧に頭を下げながら返す未来


「もしかして…いいところのお嬢様ですか?」


パートさんの一人が未来に聞いてくると


「えっと…そうですね 日本で言うところの天皇家にあたる家です」


未来が答えるとパートさん達が全員真っ青になり

正座してしまったようです


「楽にしていて大丈夫ですから」

「「「いえ…その…知らずに…」」」


それを見た美穂がパートさん達に


「わたしも一応は皇室の娘ですけど…ご覧の通りだから

 おねえちゃんにもわたしと同じ接し方で大丈夫ですから」

「「「「「みほちゃんもだったんですか」」」」


俺は芽衣とあやこをみながら念話を送る


「パートさん達は美穂ちゃん達に任せるとして

 ぼくは…美海さん達と話するから」

「うん どんな話してたの」

「武器のことかな ひなさんとあやめさんには

 SUIKAと同じ性能のものわたした」

「わたしの武器そのまま?」

「いや 色は変えてあるしモチーフもかえてる」

「そうなんだね」

「とりあえず、美海さん達」

「うん」

「うん」


あらためて美海達の方を向いて話を始める


「おまたせしました」

「「「「「いえいえ」」」」」

「美海さん達はどうします? アイドル活動だけ?」

「いえ わたしたちも戦いますから」

「でもぉ 自信ないですぅ」

「すずも…」


舞菜香とすずは自信なさそうに言う


「舞菜香ちゃんとすずちゃんは…見ての通りだから

 戦うのは…わたしたち3人になりそう」

「みなみちゃん ごめんなさい」

「できるところはしたいです」


美海の言葉に二人とも謝りながら言う


「二人には…お姉ちゃんに渡してあるエールバトン

 バトンにしないでマイクにするけどどう?

 性能は攻撃力1000 支援魔法 妨害魔法 治療魔法 弱点看破

 チート攻撃無効 即死無効と言うのだったけど

 こんな感じのでいい?」


それを聞いた舞菜香とすずはなんと言えばいいのかわからないという顔をしていた

句美子が二人を見ながら口を開く


「支援魔法というのは攻撃力強化などをかけるものですよね?

 妨害は相手にかけるものですよね」

「そうだね」


俺は頷きながら肯定する


「舞菜香ちゃん すずちゃん それくらいはできる?

 わたしたちはともかくとして万が一一般人が怪我したときとか

 治療するとかもいい?」


ななみも二人に確認する


「「うん」」

「あ 渡す前に美海さん達ってすでに色分け出来てる?」

「はい 出来てます まずは わたし黄色」

「わたしは赤…ピンクに近い方がいいかな それでいて…センター担当です」

「わたしは紫 ポニーテールがトレードマーク」


俺の問いかけに美海、句美子、ななみが答えていき


「わたしは黄緑ですぅ」

「すずは水色です」

「黄緑と水色ですね エールマイクとして…使わないときはどうします?」

「髪飾りが良いですぅ」

「すずも…」

「美海さん達全員同じかたちがいい?」

「はい そうですね」

「ハート型? 星型? 三日月型?」

「うーん 月宮という意味合いで三日月型で…どう?」

「「「「うん」」」」


美海の提案に4人とも頷く

とりあえず、舞菜香とすずにエールマイクを作り渡す


「「ありがとうございますぅ」」

「さて、美海さん達はどう?」

「わたしたちは…3人とも似たような感じでした」

「うん どれか一つが飛び抜けていいというわけでもなかったです」

「MPもそれなりにあって…そのほかのステータスもどれも

 高くも低くもなかったみたいでした」


美海、句美子、ななみの3人が答えていく


「どうしましょうか ひなさん達が刀だし

 同じだと面白味がないですよね?」

「前衛したいひといる?」


美海が句美子とななみに問いかけるとななみが手をあげる


「わたし、前衛いいです さちこちゃんかっこよかったもん」

「じゃ、わたしとくみこちゃんで後方支援にまわろうと思います

 さくら先輩とぼたん先輩の武器で…くみこちゃんどっちがいい?」

「そうだねぇ わたし…さくら先輩の遠距離型使ってみたいかなぁ」

「じゃあ、わたしはぼたん先輩と同じタイプにします」

「ななみさんは刀? あやこさんのとおなじのでいい?」

「はい でも、紫に」

「はい 名前は?」

「名前ですか…そうですね 桔梗…がよさそう」

「わかりました」


俺は3人の要望に合わせて武器を作り出していき

黄色の魔力式拳銃は美海にピンク色の魔力式遠距離射撃用ライフル

そして桔梗をそれぞれに渡していく


「あ 句美子さん 植物の知識は省いてます

 あれはさくらさん専用だし」

「はい わたし そんな知識ないですから…」

「使わないときは髪飾り…ななみさんのはりぼんにしました

 ポニーテールだから結ってるところにつけるかたちに」

「ありがとうございます」

「それから…マイクへ変化も出来るようにしてますので

 歌ってるときはマイクで」

「「「はい」」」

「ダンジョンはさくらさん達に任せていいです?」

「そうですね このあと…料理の仕事ですし」


美海が時間を確認する

1時前になりそうな時間帯になっていた


「お母さん 時間だから…ぼくたち戻ります」

「ダンジョン行くんでしょ」

「うん 色々とってくるから」

「あんまり根つめないようにね」

「わかった」


母親と会話を終えると美穂達と一緒に戻ることにする

葵さんがついてきたそうにしていたので声をかけると


「見学してもいいです?」

「はい」

「やった ありがとう」


嬉しそうに答える

向こうに戻りダンジョンに時間を潰して

3時過ぎには夢子や由美、さちこ、ひまりも合流してくる

さちこは姉がいることに驚いたようだが

気にせず狩りをしていた


4時半頃にダンジョンから自宅の地下室に戻り

全員でバトルロイヤルを15分間おこなった

見学の葵さんは目の前で繰り広げられている光景に

少し羨ましそうにして見ていたようだけど

強くなることは自粛している様子だった


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