表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
315/506

312話 アニメ専門店 1

美海視点です

ゆみちゃん、さちこちゃん、ひまりちゃんの案内で

電気屋さんから移動して違う建物に向かったのですが

途中で幸正様の昔話も興味深かったです

今、この世界だと2050年代みたいですが

幸正様の話は1980年代と言うことなので

70年も昔のことと言うことになっちゃいますね

話を聞きながら移動して建物に入ると

エレベーターという箱に乗って上の階に移動

地下室でも似たような装置があるようですが

わたしたちの世界では…まだまだ一般的でないもので

わたしもくみこちゃん達も

物珍しくエレベーターに乗っていました


そして7階に到着してエレベーターを降りて

辺りを見るといろんなものが売られていて少し放心してしまいました


「みなみさん 平気?」


放心していると心配そうに声をかけてきてくれた

幸正様の方を向いて


「あ はい いろんなものが売られていて…

 先ほどの電気屋さんもそうでしたが

 日本って…すごいと感じます」

「色々売られているから驚くのも無理ないよね」

「はい こんなに色々あるから娯楽には困らないのかなって感じます」

「そうかも あとはネットもあるから家にいながらにして

 色々見ること出来るから

 ぼくの指輪の機能も日本のネットへアクセス出来る状態なので」

「なるほど だから色々と表示したり出来ているんですね」

「ここは広いから興味あるところを見て回っていいから」

「はい ただ…わたしだけじゃわからないから…」


わたしがそう答えると幸正様が考えたあとで

ひまりちゃんを呼ぶ


「ひまりおねえちゃん」

「うん?」

「さちこおねえちゃんは爺さんと見て回ると思うから

 みなみさん達と一緒に見て回ってくれる?」

「あ そうだね わかった みなみちゃん達 よろしくお願いします」

「はい こちらこそ よろしくお願いします」

「ぼくも…とりあえず、爺さんと行動するから」

「うん」


幸正様が陛下と明智様の方に向かっていくのを見送ったあと

ひまりちゃんが、わたしたちに話しかけてきました


「みなみちゃん達どうします?

 みんなで行動する方がいい?

 それとも…ゆみちゃんとわたしで2グループに分かれる?」


ひまりちゃんが話しているのを由美ちゃんも聞こえているようで

近くにやってきてくれました


「さくらちゃんとぼたんちゃんでわかれるよね」


由美ちゃんが、さくら先輩とぼたん先輩に聞くと

二人とも頷きながら「「はい その方がよさそうですね」」と答えて

わたしたちの方を見る


「どうする? わたしとぼたんちゃんでわけていい?」


さくら先輩がわたしたちに問いかけてくると

わたしたちはそれぞれ顔を見合わせると

一緒にいたい人同士が近づくかたちになりました


それを先輩二人と由美ちゃん、ひまりちゃんも確認すると


「さくらちゃん ぼたんちゃん この組み合わせになりそうですね」

「「はい」」

「ひまりちゃんとさくらちゃん、わたしとぼたんちゃんで

 いい? 逆がいい?」

「問題ないです ハンバーガーの時もひまりちゃんと組んでましたから」

「わたしもOK それで…みなみちゃん達とひなさん達

 さくらチームとぼたんチームどちらを選ぶ?」

「「あ…はい」」


わたしとひな先輩が相談すると

わたしは由美ちゃんとぼたん先輩の方に決まりました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ