306話 たけし、ひまり、さくら達との会話
たけし、ひまり、さくら、そして4人の見習い侍女達がいる場所に
移動して行き声をかける
「たけしくん達 ハンバーガーどうでした?」
「あ 幸正くん」
「幸正くん」
「「「「「幸正様」」」」」
それぞれ振り返りながら俺の名前を呼ぶと
たけし、さくら、ひまり、見習い侍女4人と…順に答えてくれた
「はい ハンバーガーも色々あって勉強になりました
他にもクレープやドーナッツも見て回ったので
ぼくとしては満足してます」
「満足してくれたならよかったです
勉強熱心なのはいいけど…楽しんでくれたのかな」
「あ はい 楽しかったです おいしかったですし
クレープも生クリームと果物…あれも新鮮でしたし
ただ、チョコレートを口にして思ってしまいました
ぼくたちの世界でもチョコレートほしいって」
「なるほど チョコレート やっぱりそうですね
どうにかしたいとは思います」
たけしの言葉を聞いて…カカオのことを
どうにかしたいと改めて強く思ってしまう
「2箇所のハンバーガー屋とクレープ、ドーナッツ、パン屋と
見て回ってきました ひまりちゃんがいてくれたので
助かりました 後輩達も楽しんでいたようで
連れて行けて…わたしとしてもよかったです」
「さくらさんも…お疲れ様
さくらさん自身は楽しめました?」
「前回はモ○だけだったですから今回は食べ比べも出来ましたし
クレープはクレープでおいしかったし
ドーナッツも色々あるんですね」
「ドーナッツもクレープも種類豊富だから
楽しんでいたようでよかったです
あ…夕方に侍女寮におじゃまします」
「えっ? なにするのです?」
さくらが俺の言葉にびっくりして俺を見る
「別に変なことしようと思ってないから…」
「あはは まだ7歳ですしね でも、中身は大人なんでしょ?
女の子に興味あるんじゃないのかなって」
「そ、それは…あるけれど…みんな可愛いし」
「幸正様 わたしたちのこともかわいいって思っていらっしゃったのね」
さくらがいたずらっぽく俺を見る
「う…それで…おじゃまするのは洗濯機と掃除機を設置したいかなと
さくらさん達がやってくれるなら洗濯機と掃除機
アイテムボックスに渡すけれど水回りとか
置き場をいじる必要あるじゃない?」
「あ…なるほど 洗濯機 もしかして
みなみちゃん達から何か言われたりして?」
「うん みんな まだ手洗いしてるんですね」
「そうですね 洗濯機とか寮においていませんから
手洗いですね」
「だから…休みの日とか洗濯とかに時間とられちゃうよね」
「はい」
「それで全自動洗濯機を設置したら時間を有効活用してくれるって
思ったんだけど」
「幸正様 そこまで考えていただいて…感謝します」
「さくらさん達には色々面倒ごと頼んでるし」
「あー その辺は心配しなくて大丈夫ですよ?
仕事の一環としてしているので
あと…カレーのスパイスになる植物も
ちらほらと冒険者協会に報告きてます」
「お…ほ、ほんとですか」
「はい カレーもなんとかなりそうですよね」
「よかったです カレーに目処が立てば
料理の種類も増えるね」
「はい それで侍女寮は夕方でしょうか?」
「その予定 このあと…明智の爺さんと家電量販店にいこうかと」
「なるほど 付き添いは誰々でしょうか」
「予想としては…明智の爺さん 英雄さん それとさちこおねえちゃん
陛下もついてくると言っています
あと…みなみさんもついてくるといってました」
「陛下がいらっしゃるなら…わたしたちの誰かも同行します」
「わかりました 4人で相談して決めて下さい」
「はい」
さくらとの会話が一段落すると、ひまりが俺に声をかけてくる
「幸正くん さくらちゃんにからかわれていたね」
「う…女の子好きなのは認めます」
「あは チアリーダーとか好きなんだよね?」
「うん」
「ゆみちゃんとわたしとどっちがかわいい?」
「えっ? えっと…その…二人ともかわいいと言うのはダメ?」
「ふーん そう言う答えするのね」
「だって…どっちも可愛いし」
「そっか…メガネっ娘とか…いやじゃないのね」
「むしろ…メガネかけてる方が好き」
俺の言葉にひまりが赤くなってしまう
「もう…」
「そ、それで…さくらさんの話聞いていたと思うけど」
「うん ヨ○バ○とか…あの辺いくんでしょ?」
「うん ひまりおねえちゃんはどうする?」
「わたしは…みくちゃん達残るんだよね?」
「その予定 食べ過ぎて苦しいみたい」
「じゃ、わたしも残ることにするね さちこちゃんいれば
大丈夫でしょうし」
「うん」
ひまりとも会話をすませると
見習い侍女4人が俺に話しかけてくる
「「「「幸正様」」」」
「はい えっと…」
俺が4人を見て名前がわかってないことを見て
4人がそれぞれ名前を言ってくる
「ひなさん あやめさん ひろみさん ゆうさんですね」
「「「「はい」」」」
「ハンバーガーおいしかったです」
「4人で4等分して2箇所で8つの味を楽しめました」
「お店毎に違いもありましたし食べ比べも楽しかったです」
「今日はありがとうございます」
ひな、あやめ、ひろみ、ゆうの順でいってくる
「楽しんでくれてよかったです
初めての場所で緊張とかはなかった?」
「「「「平気でした」」」」
「むしろ、科学が発展している世界って色々楽しかったです」
「こちらの世界は魔法がないのに…魔法みたいでしたし」
「人も多かったよね」
「うん」
「色々と楽しんだようでよかった
このあとはどうします?」
「みなみちゃん…ついていくんですよね?」
ひながさっきの会話を聞いていて…俺に聞いてくる
「はい みなみさんはついてくる予定です
句美子さんもおそらく?」
「もし、おじゃまじゃなければ…わたしもついていっても?」
「問題ないです 他の3人は?」
「「「興味あります」」」
「わかりました 数にいれておきます」
「「「「はい」」」」
こうして…ひな達とも会話を終わらせて
辺りを見回していると…ちょうど、さちこ達が戻ってきたようだった
ここまで読んでいただいた方ありがとうございます
面白いと思っていただいたら
ブックマークや評価つけていただいたら嬉しい限りです