304話 午後の予定の相談
桜木家の裏庭の地下室7階層に戻ってきて
辺りを確認すると…カレー組の面々、未来や由美達
ハンバーガー組のたけしやさくら、ひまり達は戻っているようだった
陛下が戻っているようだから今のうちに話をすることにした
「陛下 お寿司は如何でしたか?」
「幸正も戻ったのか うむ 実にうまかった
由美さんには感謝じゃな」
「満足していただけたようで何よりです」
「幸正よ 刺身を色々と食したことで
より一層に海の幸をなんとかしたい気持ちが高まった」
「はい」
「来年からは本格的に海洋開発も力を入れるように
関係機関に働きかけよう」
「海の幸が色々ととれるようになれば
美味しいものも増えますから」
「そうじゃな」
陛下の話を聞いて…お寿司に満足してくれたみたいで
俺としても嬉しく思う
「話は変わりますが…陛下に許可を願いたくて」
「なにをじゃ? わしの許可なんて取らずにやらかしていること
多いと思うが…今度は何をするつもりじゃ?」
陛下が俺を睨みながら…そう言ってくる
「はぁ…やらかしまくっているのは自覚してますから
その通りなんですけど…それで許可というのは
侍女寮に全自動洗濯機数台と掃除機数台を
設置したいのですが」
「なんじゃ…そういう話か また変なことを行おうと思ったが
思ったほど…やらかし案件ではないな
で、侍女寮に洗濯機と掃除機じゃな 問題ない
彼女たちも色々忙しいじゃろうし
楽出来るなら楽させてあげた方がいいと思う」
「ありがとうございます
先ほど 見習い侍女さんに手洗いしてると聞いて
時間的に洗濯機ある方が…思いまして」
「そうじゃの わしらの方には洗濯機が設置してあるが
まだまだ高価じゃからな…」
「この辺も改善していかないとですね」
「じゃな…幸正 おぬし このあとどうするのじゃ?」
陛下が俺にふと確認してきた
「はい 明智の爺さんを連れて大型家電店に行こうかと
うな重組で一緒になった種田美海さんも
ついてきたいというわけなので連れて行きます」
「ふむ 家電店か…わしもついていってよいか?」
「はい 問題はないです
電気屋を眺めるのが退屈な人は別行動でいいと思いますし」
「そうじゃな」
「では…明智の爺さんが来るまで…未来ちゃん達と
会話してます」
「うむ」
俺は陛下との会話が一段落すると未来、芽衣、由美の方に移動する